ldap_get_attributes

ldap_get_attributes -- サーチ結果エントリから属性を得る

説明

array ldap_get_attributes(int link_identifier, int result_entry_identifier);

成功時に完全なエントリ情報を多次元配列で返します。エラーの場合、 FALSE を返します。

ldap_get_attributes() 関数は、探索結果における エントリから属性と値を間単に読み込むために使用されます。 返り値は、属性と値の多次元配列となります。

ディレクトリに特定のエントリを置いている場合、 この関数をコールすることにより、そのエントリに関して保持されている情報 得ることができます。 ディレクトリエントリを "ブラウズ" するか、ディレクトリエントリの 構造が未知であるアプリケーションにおいてこの関数を使用します。 電子メールアドレスや姓のような特定の属性を検索す多くのアプリケーション においては、保持されている他のデータにどんなものがあるか ということは問題になりません。


    return_value["count"] = そのエントリの属性の数
    return_value[0] = 最初の属性
    return_value[n] = n 番目の属性

    return_value["attribute"]["count"] = その属性に関する値の数
    return_value["attribute"][0] = その属性に関する最初の値
    return_value["attribute"][i] = その属性に関する i 番目の値

例 1. 特定のディレクトリエントリに関して保持されている属性のリストを 表示


 // $ds はディレクトリのリンク ID
 
 // $sr は事前の LDAP のディレクトリ検索コールの有効な結果
 
 $entry = ldap_first_entry($ds, $sr);
 
 $attrs = ldap_get_attributes($ds, $entry);
 
 echo $attrs["count"]." attributes held for this entry:<p>";
 
 for ($i=0; $i<$attrs["count"]; $i++)
     echo $attrs[$i]."<br>";
 

ldap_first_attribute および ldap_next_attribute も参照下さい。