付録 C. PHP デバッガ

目次
デバッガを使うには
デバッガのプロトコル

デバッガを使うには

PHP の内部デバッガはバグを追跡し、回避するのに役立ちます。この デバッガは、PHP が開始されるたびに TCP ポー トに接続することにより動作します。そのリクエストからのすべての エラーメッセージはこの TCP コネクションに送られます。この情報は IDE や、(Emacs のような)プログラマブル・エデ ィタの中で動作する「デバッグ用サーバ」のために使われます。

デバッガの設定方法:

  1. 設定ファイル (debugger.port) でデバッガ用の TCP ポートを設定し、それを (debugger.enabled) で有効にします。

  2. どこかでそのポートに対して TCP リスナを設定します。 (たとえば、UNIX では socket -l -s 1400)。

  3. あなたのコードの中で、"debugger_on(host)" を発行します。ここで、hostTCP リスナが動作しているホストの IP アドレス 又はホスト名です。

これで、すべての警告や通知などがそのリスナのソケット上に表示 されます。この表示は、その後あなたが error_reporting でエラー出力を抑制しても、 有効のままです。