皆既月食の撮影をうまく工夫すると、かぼちゃのような月の写真が撮れるというわけで公開されていた。月食は、月が地球の影を通過することで起こるわけだが、このとき地球の動きにあわせてカメラを動かして写真を何枚か撮って重ねると、月がかぼちゃ状に並んだ写真が撮れるのであった。
まとめないかんなあと思っていたがまとめきれていない件への考察。今シーズンの千葉ロッテの戦いを、私なりに振り返ってみよう。まずは前半戦。
開幕は、このサイトでも何度も言及している波留敏夫の初球ヒットから始まった。この試合は西武・松坂投手の出端をくじいた勝利で、これで勢いづいたチームは「春と秋だけ強い」いつもの実力を遺憾なく発揮して開幕10戦を7勝3敗と突っ走ったが、そこから9連敗(都合10連敗)。日本を代表する抑え投手とまで言われた小林雅英が、特にオリックス相手にリリーフ失敗を重ねるなど昨年までの安定感を欠き、キャンプの頃にはあれだけいた先発投手候補も結局一軍では通用せず、中継ぎも昨年活躍した戸部が精彩を欠いて崩壊状態。最後は復活を期したジョニー黒木まで先発登板したがだめ。それでも小林宏之、ネイサン=ミンチー、渡辺俊介の3人はほぼ期待どおりの活躍をみせ、結局4月終了時点で14勝15敗といわゆる「借金」1つでなんとか乗り切った。
5月も、去年の小林雅英が帰ってこず(月末までの防御率が6.15)大苦戦。小宮山が5月8日に復帰後初勝利をあげるも、次の登板となった15日のダイエー戦でメチャクチャに打ち込まれる。12日にも日本ハム相手に20点を献上するとんでもない試合をやってしまうなど大量失点が目立った。それでも先発ローテーションが崩れるところまではいかず、「破綻」とまではいえなかった。もっとも、こんな時期に破綻されてはシーズンの行く手は暗澹たるものだが...。
打線では期待されながら不振のイ=スンヨプが11日に二軍落ちするなど低調で、苦戦しながらも相手打線をそれなりに抑えた投手陣を援護できなかった。後半にいくらか勝ったものの、結局月間6勝16敗、連勝が1回もないというとんでもない1ヶ月になってしまった。
6月。ジョニー黒木が、本人が一番待ちに待ったであろう復帰後初勝利を北九州であげて、ひさびさに「2連勝(うわ)」。その後は先発陣に高木晃次、ダン=セラフィニが加わって、接戦の中継ぎは5月中旬すぎから薮田がセットアップに入って顔に似合わず(!)気合い入りまくり。打線も4日にイ=スンヨプが一軍に復帰し、14日に西岡剛と今江敏晃が一軍昇格するなど入れ替わりが生きて投手の不調をカバーできるようになり、上昇ムードむんむん。月間13勝10敗、月末に4連勝とようやく波に乗った。ただ昨年以降エースと目された清水直行は1ヶ月に1つしか勝てない。防御率も3.42と悪くないのだが勝負どころでの失点が痛く、今月終わって4勝8敗と、勢いをモノにしきれないチームを象徴する存在になってしまった。
7月オールスターまでの6試合は3勝3敗。いわゆる「借金」6つで折り返しになった。
というわけで、今週はここまで。
政府は人質死亡の憶測を流し、あわてて訂正するという失態。こりゃ関東方面で災害になったときの情報がしっかり系統立てて通じるか不安になるやないか。
その間にわたしは会社の先輩と今治を、本屋を求めてうろうろ。ブックオフ今治片山店、明屋書店の今治本店、宮脇書店の今治店、最後にフジグラン今治内のバッハ書店へ。
11時半ごろ出てからばたばたして、帰り着いたのは17時半。もう疲れましたわ。
本日の買い物: 2005年天文手帳(地人書館)、講談社学術文庫「星の神話・伝説」野尻抱影。あとは服を2着。
フジテレビ739のプロ野球ニュースで、西武の松坂投手婚約発表にからんで佐々木信也さんが笘篠賢治さんに「あなたいつ(何歳の時に、という意味)結婚したの?年上年下?うまくやってる?」という問いかけをしていたのを見た。そりゃあ、笘篠美和子さんとはうまくやっていらっしゃることでしょうよ。
帰ってきたらもう日付が変わりそう...疲れたのでとっとと寝てしまった。
いろんなネタがあるので小出しにしてみようか。
今晩は満月(アメリカ方面では皆既月食だったらしい...)。よく「月は5円玉を持って、手をいっぱいに伸ばしたときの穴ぐらいの大きさだ」というので試してみた。
実は恥ずかしながら、知識としては知っていたがやったことがなかった。結果はほぼそれで正解。ぜひみなさまにも試してみていただきたい。
会社で社内向けWebページを作成している方がIBM ホームページビルダーを使っているようなのだけれど、このソフトのはき出す自称HTML 4.0のコードはあまり好みではない。実際のところはどうなのだろう。誰か詳しいことをご存じの方は教えて下さい。
HTMLなんか知らなくてもHTMLが書けるツールとしては、最近はいわゆるブログ作成用のツールが広まっているから、これでWeb上で日記をつけるようなことが主流なのだろうけれど、じゃあウェブログって何なの?このサイトはウェブログと呼んではいけないのだろうか?(たぶんいけないけど、それはブログ作成ツールを使っていないからではない)
ちょい早めに帰れたので、部屋の片づけやら洗濯やらして、それでも片づけ切れないのはなぜ。
「大震災名言録」-「忘れたころ」のための知恵-という本がある(文庫版は絶版になったようだが、ペーパーバックで入手できるかも)。いわゆる“阪神大震災”-兵庫県南部地震とそのあとに続いた(もちろん、被災者にとっては今も続く)一連の出来事を当時の被災者の言動からまとめたもので、読み物として面白いことは言うまでもないが、被災者当事者に必要だったもの(こと)や迷惑だった援助などさまざまなものがまとめられている。もちろん被災地の「SOS」からも十分よくわかるが、これを見ると逃げるときに何が必要なのかよくわかる。また被災したあとの人間模様もよく描かれている。この時期だからこそ、われわれに何ができるかを含めて考えさせられる。ぜひ一読をおすすめする。
ところで、この一連の地震のために忘れられた台風23号による災害も、私の実家の方でもたいへんな事態になっていたらしい。深いところでは股まで、という証言があるが、私自身のところには「半分泳ぎかけ」だったという話が聞こえている。いやぁ、一歩間違えれば命を落とすところで、怖い話だ...
「日本はいたるところどんな大地震が起こるかわからん」という前提と、「イラクはいたるところどんな事件に遭遇するかわからん」という前提は、どちらも間違ってないと思うのだけれど。
片やみんな「無事に助かってほしい」と願うわけだけれど、一方で「他人に迷惑かけやがって」と思う人がいるという、この落差はいったい何なんだろう。
ふう。疲れた。帰ってしばらくしたら急に眠くなってしまった。
やたらと疲れて昼から始動。14時すぎから外出して、うろちょろしながらうどん食って愛媛県立総合科学博物館のプラネタリウム「真夜中の音楽会」鑑賞。
はじめに学芸員の方?がこのあいだの台風「トカゲ」の由来を解説していたが、「マイナーな星座ばかりになるのは商標に使われているから」に納得してしまった。それでプラネタリウムの番組へ。
いきなり布袋寅泰「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」で前振りには驚いた。誰やこんな選曲したん。すばらしいぞ。一転「浜辺の歌」から「里の秋」あたりでひと息ついてから軽く星座の案内をして、「月の光」「賛美歌312番・星の世界」あたりで締めて、おいおいこれで終わりやないかと思わせてから、「きらきら星変奏曲」組曲「惑星」より「木星」あたり(さすがに全部は覚えてません)へ行く展開...だったと思う。順序間違ってたらごめんなさい。
秋は南天にはあまり明るい星がないのでどのへんに生野かと...いや、行くのかと思うとフォーマルハウトからみなみのうお座、つぎにペガスス座へ行ってM15を軽く振ってから、速攻でアンドロメダへ行かずにえーっと、どこへ行ったんだっけ。星占いの12星座からやぎ座、みずがめ座、うお座、おひつじ座あたりへ行ったのかな。それでアンドロメダに行ってペルセウス・くじら座ぐらいまで。
そんなところかな。
このところずーっと休みが休みでなく、体調がよくなかったこともあって仕事がたまってきたので吐き出しに行って帰ってきたところ新潟で震度6強を3発も食う地震が起こって大混乱していた。はじめのうちはどちらかというと程度の軽いところからわかってくるし、発生が夕方だったから一晩すぎてからでないと何がどうなっているのかわからないだろう...
日本シリーズ第5戦は中日ががんばったらしい。私は飲み会で...
♪みかづーき、おーとめーの、こいのはんらん♪(三日月乙女の恋の反乱/山中すみか)
昨日台風が通り過ぎて、一夜明けたらたいへんなことがわかってきた。恋ではなく、川が氾濫して、豊岡の市街地が水没。「うちはだいたい大丈夫」と言っていた実家のほうもまわりがどうしようもなかった。というか、昔窪地やったんやぞ、いま消防本部のあるとこ...
そんなこととは全く知らず、私は酒の肴に日本シリーズ第4戦。
東京あたりの報道機関が前評判を煽りに煽って台風上陸。西条では「加茂川が切れそう」などピリピリしていたが、幸いにして市内でも冠水はなかったらしい。今回も新居浜は大変だったが...。むしろ、豊岡で「円山川が切れそう」とか、西脇で「加古川があふれた」とか、むしろ実家の方が心配。実家に電話をかけたら(かかった!)母が出て「波板がとんでいったけどあとは大したことない」と言っていたので一安心。
朝から体調悪くてぼろぼろ...20時すぎに仕事を「いったん」抜けだしたつもりだったが、そのまま...
マーティ=キーナートさんは悪い人ではないんですけどね。最近はどうか知らないけれど、以前はよくサンテレビのナイター中継で阪急やダイエーの試合の解説をしていらっしゃった(ごめんなさい。その程度の印象しかありません)。洞察力は鋭いしことばはわかりやすいので、同じサンテレビでも阪神戦中継とはまた違った楽しみ方ができたものだ。
今日予定の会議の資料ができてなくて焦りまくり。会議のほうがキャンセルになったので一安心。
明日の打ち合わせの資料を作っていたらぼろぼろになって、なんとか形にして帰宅。
昼過ぎごろ移動して、西条にたどり着いてそのまま寝床へ直行。へへぇ。
朝から早起きして、西はりま天文台公園友の会の企画で大阪市立科学館へ。新しいプラネタリウムを見るのと、この日例会をやっている科学館の友の会と交流するのとが目的。
昼まえに着いて、しばらく休憩してから館内展示へ。いちおう団体さんということで案内してもらったけれど、よく見て回ろうとすると1日は優にかかりそう。サイエンスショーは偏光板を使ったトリックを見せてもらった。むかし母校で物理の教育実習をしたことがあって、そのときたまたま偏光を扱うコマがあったので偏光板をつかみに使ったのだけれど、偏光板2枚の間に何かを挟むという発想はなかった。ただ、ガラスや床を跳ね返った光が偏光になっているのは知っていたので、他人の目線とぜんぜん違うところで一人で笑っていた。
で、そのあとプラネタリウムへ。番組のナレーションが坂本龍一氏だったので、一人で勝手に「さけのめ、さかもと!」などとつぶやく(わかる人だけわかってください)。さて番組は宇宙の姿がどうなっているか紹介するものだったが、プラネタリウムの番組って、前からこんなにメッセージ性があったのかと思わせる。もちろんそのことは悪くないどころかむしろ歓迎していいほどなのだけれど、なんかくすぐったかった。
そのあと科学館友の会のみなさんと交流。驚いたことにこんな方とn年ぶり(n>6?)に会う。二人とも宮仕えになろうとは...
帰ってきたら日付が変わっていた。16日からまたまた関西へ遠征するためにとっとと寝る。
今日は部分日食だが、ほとんど欠けないので見る気がしなくて休みをとらなかった。そういうときに限って朝から晴れるのである。
おまえみたいなやつから死ね。自分で自分をよほどに追いつめるか、誰かからよほどに追いつめられなければ、人は死ぬことを選んだりはしない。自殺を選ぶことは、ある意味では単なる病気で、周囲がよく理解し、十分に気を配れば回復できる。こんな主張を目にすることが、自殺しようとする人をかえって自殺に向けて加速させる(基本的には、自分が生きていることが他人に迷惑をかけていると思うから自殺するのだ)ことに気づかないのだろうか。また身内が自殺したら、そのときには言うことは変わるだろう。
“たかが産経新聞”、相手にする必要はないのかもしれないが、いい加減な主張は許されない。
愛媛新聞のコラム・地軸。うーん、ちょっと言葉が足りない...
「時代の波にのみ込まれない」というよりは、「普段の生活を多少切りつめても自分の楽しみは譲らない」というところか。それは即ち、文明的ではなく文化的な生活を目指すというところだ。その意味で、「時代の波にのみ込まれない」といえる。
時代の流れによって生活はより文明的、開明的になるだろう。文明は文化の形を変え、できることを増やしていく。それが新しい文化を生み出すこともある。それに伴って“文化的な生活”という言葉の中身も変わってくる。しかし、それは人々の楽しみ方に新しい選択肢を設けるものでしかなく、人が“人間らしく”生きていくことの本質にはまったく影響しない。いくら文明が進んだところで晩酌の楽しみや芸術作品に触れる楽しみの本質に踏み込むことはできないのである。
こういうのが文化なのだろう。文明は言葉を伝える手段として文字を与え、郵便制度を与え、電報電話を与え、電子メールを与えた。しかし、人が“人間らしく”あることは、手段には関係ない。手段によって使われる言葉は多少変わってくるのだろうが、その言葉の奥にあるものは同じはずだ。
冒頭の地軸で引用された話に出てくる晩酌好きの爺さん、人間らしくて好きです。
頭の悪い記事の見本。じゃあ毎日大雨になって、交通が寸断されたり土砂崩れが起こって家の中がどろどろになったりすればいいのか?
理由がどうあれ、関東の人々が自局の番組を見てくれればいいとでもいうのか。
いかに関西で大雨大水大地震が起ころうが、そんなことに関係なく関東では自局制作の番組を流し、かつ直接被害のない地域の放送局もそれを配信しているのだが、関東で大雨大水となると大騒ぎして全国に垂れ流すのである。衛星放送で関東のニュースや天気予報を見せられるのも大概にしてほしいが、それとはわけが違うである。社会的な影響が大きい、と主張する人もいるかもしれないが、関東在住の方には悪いがそれは傲慢な態度以外のなにものでもないし、関東に住んでない方がそう言うのなら、それは卑屈な態度以外のなにものでもない。
今日が体育の日なんですか。へぇ。体育の日を決めた意味がないやん。
というわけで、今日は神戸で用事してそのまま西条へ帰ることにしていたのだけれど、鵯越墓園の入り口がどこだかさっぱりわからなくて大苦戦。予定だと2時間で着くところ、西門北門とも閉まっていたので南門へ行こうとして(というか南門から行ったことなかった)、西神戸有料道路に乗るべきところ思いっきり山麓バイパスで二宮へ出てしまい大失敗。とほほ...
そのまま昼にして、途中神戸駅に寄ったあと、そのままふらふらと気がつけば長田まで来てしまっていて、阪神高速を長田から布施畑へ出てしまい、ものすっごく遠回りして神戸鳴門淡路道へ。鳴門まではわりとあっさりと来れたのだけれど、高松道を板野ICで見捨てたあと普通は藍住ICから徳島道に乗るところ欲張ってしまい、これまたふらふらと走って土成ICから徳島道に乗る。徳島道がほぼずーっと対面通行なのを知らなくて、それでもまあまあそれなりに走ったのだけれど、吉野川SAまで来たあたりでへろへろ。へろへろのまま川之江へ出て、結局そのまま帰ったらばったり。
週刊社説レビュー。
先日、イラクの大量破壊兵器は存在しなかったとする「ドルファー報告書」が公表されてしまったので各紙とも放っておかなかった。
まずは8日付の読売。この報告の趣旨は、大量破壊兵器が『あった』わけではなかったけれど放っておけばイラクは大量破壊兵器を開発しただろうということなのだから、大量破壊兵器の脅威は確かに存在した。その「脅威」が米英の開戦の「主要な」根拠だったというのだ。そして大量破壊兵器が存在しないことを証拠をあげて説明しなかった、「独裁者フセイン」をみた「世界中が、イラクは大量破壊兵器を保有している、と考えたのも当然である」とし、ブレア英首相の言葉をひいて「軍事的制裁なしには根本的解決はなかった」という主張を肯定的にとらえている。結語ではイラクの安定統治を主張している。
産経も9日付で主張しているところだが、「わずかな量で大量殺戮(さつりく)が可能な化学兵器などを、砂漠地帯から発見することは至難の業」などといって、この報告書の結論をいまだに疑っているふしがある。とはいえさすがにアメリカ合衆国政府から出たものなので軽視はできないらしく、「フセイン政権の核開発責任者オベイディ氏が、『必要ならいつでも核計画を開始できた』と証言している」とか「イラクの核関連の科学者や技術が近隣国やテロ組織に流出しないよう阻止する必要がある」などと本筋から外れたところにしがみつこうとしている。また読売と同じように、「独裁者フセイン」は国連の査察を妨害するなど意図的に世界に対して大量破壊兵器が存在しないことを積極的に主張しなかったとし、こういうときの切り札「さらに認識すべきは、大量破壊兵器の問題が、開戦理由の一つでしかない」を早くも切ってしまった。またこれも読売と同じだが、結語ではイラクの安定統治を主張している。
では、具体的には当時のイラク政府はどのように対応すべきであっただろうか。古い話だが、リットン調査団の派遣に対してもし日本が身の潔白を主張するのであれば、たとえば、ただちに中国大陸から撤兵する、という誰から見ても「中国を実力で奪い取る意思はない」ことを示す明らかな行動をとればよかったかもしれない。しかし、「イラクに大量破壊兵器が存在するかどうか」ということについては、イラク国内をよく調べないとわからないのである。同じような形をとるとすればイラクの非武装化しかないだろうが、そんなことを当時のアメリカ合衆国政府もイギリス政府も望まないことは明らかであった。そしてそうしないのなら、イラクの軍事関係の施設やら研究施設などをしらみつぶしに調べ上げることが必要になるのだろうが、それは“国連の査察”を名目にしたスパイ活動であること以外のなにものでもないから、イラク政府としてそれを妨害することは当然予想できる。また仮にイラク政府側からしらみつぶしに調べ上げた資料を示したところで、“そんなやつらの言うことなんか信用できるか”と一言で片づけてしまえるのである。そのあたりを考えてみれば、開戦前までのイラク政府の態度はおおむね予想できた範囲のものであり、かつそれは米英政府側がどのようにでも解釈できるものであった。
「大東亜共栄圏」を標榜し「アジアの欧米列強からの解放」を旗印として戦い、アジア各地で搾取を繰り返し人々を殺しまた虐げた日本軍、「イラクの脅威を取り除き、人々を圧政から解き放つ」として戦い、イラクの人々を混乱に陥れ民衆に銃を向けつつあるアメリカ合衆国軍、いずれも「こんどの戦争で人々を解放したのだから、よい戦争だった」という人がいる。だんだんと相似形になりつつある。
朝日は8日付で、イラク戦争での米英政府側が正当性を失ったとみており、結語として「イラクの再建を大いに助けたいが、そのためにも国際協調の下でイラクに安定を取り戻させることが先決だ。『でも戦争は正しかった』の一点張りでは、それもできにくい」と言っており、小泉首相に反省を促している。
日本が国としてこれからとるべき道を明らかにしていくことが、われわれに求められている。
もうほんまに、アホみたいな1日。
西条を1時に出たとき、西条IC〜新居浜ICが通行止めになっていたので新居浜ICで出口渋滞なるものが起こっていることが簡単に予想され、ICのつくりからいって入り口渋滞が起こりそうでいやらしかったため、国道11号を避けてひとつ先の土居ICから松山道に乗る。宇高フェリーに乗れたのが、結局3時半。フェリーの中で寝て、さて早島ICから高速に乗って吉備SAで寝ようと考えて国道30号を走りはじめたところ、すぐにある深山公園に駐車場があることに気づいてそこで寝てしまう。
起きたら9時で、雨降っているというのに、しかも夜ガラガラだった駐車場に車が満杯になっているので慌てたが、なんと市が立っていたのだった。ひええ
風がだんだん強くなる中、ラジオを聴いていたがコースは逸れていくし、四国はたいそうな雨にならんかったし交通網の寸断はなかったし、昼すぎにたどり着いたはええけどそのままねばつくように夕方まで寝てしまってムダにするし、結局なんのために夜のうちに移動したんかわからん一日になってしまった。
えー、前の日遅かったので疲れて、19時ぐらいにいったん仕事を見捨ててちょっと寝て、また仕事をして帰ってきたら24時回っていた。今週末実家に戻らないといけないのだけれどえらい前評判の高い台風がいらっしゃって、普通ならやり過ごしてから帰るところなのだけれど、西条新居浜がまだ立ち直ってないところにこられると交通網寸断されるのがいやらしいので1時間ちょっとで支度して、25時ごろ西条発。
新居浜市の受け入れ情報にはないようだが、大阪からのボランティア受け入れを企画しているようで、それが
大阪南港-(船中泊)-新居浜東港-1日じゅう作業-新居浜東港-(船中泊)-大阪南港
というたいへん苛酷なもの。新聞の見出しは「弾丸ツアー」。ひやぁ
ばてばてになったので21時ごろ帰宅。速攻で寝たら27時すぎに目が覚める。
とっとと帰ってこようとしたがとっとと呼び返されて、日付...?
本日こそ振り替え休日。夕方過ぎまでだらだらして、いつものように走ってから寝る。
パシフィックリーグのプレーオフ3戦目はサヨナラで西武の勝利。日ハムはレギュラーシーズン後半は勢いがあったが、それだけでは勝てないんだなぁ。レギュラーシーズンの対戦成績を考えれば順当なのだけれど、これで勢いがつくかな。ダイエーはこの間休んでいたはずだから、実戦の勘がどうだろうか。いずれにせよ、福岡ドームの決戦が楽しみだ。こんどは、少なくとも他のスポーツニュースに隠れることはなかろう...
そういえば、きのう新居浜へ行ってみたが、いつも(足で)走っているコースをちょっと走ったところで道路が砂だらけになっていて、車線を規制してまで掃除していた。(歩道も掃除してくれ...)そこここで山肌が崩れていたし、途中いつも折り返しにしている自動車学校跡地には瓦礫が積み上げられていた。瓦礫があるということは家がつぶれているということで、多少緊張して新居浜市内に向かったが、市内に入ってちょっと道を外れて住宅地に入ると、そこらじゅう砂だらけ、走る道の左右で大きな家具を庭に運び出したり砂を掻き出したり目の前を瓦礫を積んだ軽トラが走っていたり通り抜けようとしたら通行止めの看板に行き当たったりと、とんでもない状況。
うっかり新聞を読んでいなかったのだが、新居浜市内でも尻無川と東川が氾濫したために浸水の被害となったらしい。市内もやったか...
今日は新居浜の大生院に近い西条市内の飯岡でもボランティアを集めていたようだが、そんなん知らんかった。というか一人では行きにくいわなぁ。結局、昼過ぎに仕事しに行くし...
パシフィックリーグのプレーオフ2戦目。日ハムが意地を見せて1勝1敗のタイに。明日は帆足と江尻の先発で、いよいよ勝負だ。しかし、イチロー選手のシーズン安打数記録更新のニュースに隠れる。不運。(もうよい)
ちゅうかね、イチロー選手が日本でプレーしとった頃こんなに騒いだことあったか?今日本で騒いでいる人々のうちどれぐらいが、イチロー・谷・田口の外野陣がどれだけすごかったか、見たことあるんか?イチロー選手が一旦打席に入ったときの、投球をとらえる鋭さを見たんか?何を今頃騒いどんや?
いや、渡米後の進化を認めないわけではない。大リーグで記録を作ることは偉大なことだし、それを「偉大なこと」と言って片づけてしまうのも憚られるほどのことなのだけれど、このところの風潮はちょっとおかしかった。みんな、野球見とんやで。イチロー選手がスゴいんは、野球選手やからやで。シアトル=マリナーズにしろ、対戦相手のチームにしろ、イチロー選手に打席まわすために野球しとんと違うんやで。
ひさしぶりの週刊社説レビュー。今週は小泉内閣の改造と自民党人事が行われたため各紙9月28日付でとりあげた。
まずは朝日。手元にある新聞とちょっと文が変わっているから、最終版までに何度か書き直したのだろう。武部幹事長、安倍幹事長代理の誕生を「驚き」であるとしたが、党内をまとめる力があるかどうかは疑問であり、また内閣にも首相の『同好の士』や政策通はいるが、やはり党をまとめられる人材がいないと指摘している。
また毎日は、党総裁としての首相が自分の考えに同調する政治家を幹部に任命することは間違っていないが、これまでのように世論を背景として党内の反対勢力と対峙する構図が描けないいま、果たして本当に改革を実現できるのか疑問視している。また内閣もポスト小泉を狙う政治家を排除し、「イエスマン」を揃えていると批判する。
読売はそんな分析なんかどうでもよさそうで、首相が外相・防衛庁長官(tMad注: このサイトでは「防衛長官」としているが、これ紙面でもそうしているのかなぁ)に文書でわざわざ課題を指示したことを重視したらしく、外交・安保の課題を示した。ここで小泉内閣が田中真紀子・川口順子と女性を登用してきたことを挙げ、支持率や選挙を気にして適切な人材を任命していなかった(tMad注: まったく、『外務大臣みたいな重要なポストは男にしかできないんだよ』、と言っているみたいで大変不快だ)と主張し、外交戦略を明確にして政治主導の外交を展開することを期待している。また防衛庁長官へは、新防衛計画大綱の策定を、冷戦時代以後の情勢に基づいて行うことを注文している。
また産経はあいかわらず耳当たりのよい言葉を選ぶというか、なんというか。「完成度の高い政治の実現」とか、「基軸のぶれない骨太の外交」とか、「真の保守勢力としての信頼」とか。これらの言葉の意味がよくわからないので、まとめにくい。誰かこのへんの言葉をうまくまとめて、私の代わりにダイジェストしてください。
なんというか、あれかな。「社会人としての自覚」とか、「学生の本分」とか、そういう言葉に似ていそうだ。そんなことより「人間としての自覚」「人間の本分」に早く気づいた方が、今よりは幸せになれそうなのになあ。
パシフィックリーグのプレーオフはじまる。しかし、セントラルリーグの優勝チーム決定のニュースに隠れる。不運。
私は日付変わるまで仕事。