tMadの記録・2004年2月


2/29 Sun.

福岡ドームでのオープン戦は斉藤和巳と清水直行の両先発で13時ゲーム開始。斉藤はプレッシャーかなにか、制球が定まらず立ち上がりから波留に打たれ、マット=フランコに打たれ、さらに福浦に適時打を浴びてアウトをとれずにいきなり2失点。その後はなんとか失点しなかったが、直球の走りが悪く見え見えのスライダーを打たれていた。また、指にひっかかりすぎたのかワンバウンドしてしまう球がけっこうあったようだ。

一方の清水直行は絶好調で2回をパーフェクト。オープン戦のあたまからこんなに絶好調でいいのか?

さて、ロッテが先に動いてネイサン=ミンチーを3回からマウンドへ。そのミンチーは4回、変わりっ端のサード初芝を狙われるセーフティバントから制球を乱し、無死満塁から四球押し出し、死球押し出し、内野ゴロの間の1点とであっさり3失点で同点にされる。
ひとこと。「オープン戦の初戦からセーフティバントはないやろ...」

ダイエーは4回から斉藤和巳のあとをうけたナイトもいまひとつ制球が悪く、簡単にボールスリーを許して打たれるパターン。4回、清水将海を併殺に討ち取って二死までこぎ着けたものの、小坂に四球と盗塁を許し、去年打率2割いかなかった波留敏夫にタイムリーをあびてあっさり1失点、同点の6回も安打と四球で一・二塁となって、小坂にワンストライクスリーボールからセンター返しされてビハインドを背負ってしまう。ただしそのあとの新人の三瀬と竹岡はその二人と違ってテンポも球のキレもよく、きっちりとロッテ打線を抑えていった。

ダイエーはオープン戦序盤ということもあって一軍半のオーダーを組んでいる一方でロッテの継投は一軍級(清水直行・ネイサン=ミンチー・渡辺俊介・藤田・川井・戸部)だったため、たしかにレベルは違ってはいたが、渡辺俊介のときはほとんど左打者、藤田に対しては右打者中心で、それにもかかわらず手も足も出ないわけはない。

ロッテは李と初芝の守備が不安。初芝の守備のことはいまさら言うこともないが、李は手を伸ばして打球を追っているところが見受けられて、あれでは「まだまだプロの守備ではない」。このままでは公式戦では李をDHで使わざるを得ないようだが、そうなると韓国のマスコミが大騒ぎしそうで、それはそれで怖い。いや韓国の李ファンが怖いわけでなく、あの感情まるだしの報道が怖いのだ。

また投手陣では戸部が球の伸びにやや欠けていたようで、中継ぎの軸としてはちょっと不安。右だと薮田もいるが、小林雅英につなぐ投手の出来がシーズンを支配しそうなだけに、ちょっと心配だ。

しかしそれにつけても、福岡ドームの雰囲気はすごい。開門40分後ぐらいに着いたら、バックネット裏あたりから相当埋まっていた。当然1塁側外野席は早々に埋まるのだが、高い席からがんがん埋まっていくというのはいくらオープン戦とはいえ大阪ドームやグリーンスタジアム神戸あたりでは経験がない。


2/28 Sat.

というわけで、29日の福岡ドームオープン戦に備えて福岡入り。朝5時すぎに目を覚まして、ばたばたして6時半ごろ西条ICに到達。松山道を終点の大洲まで走って、八幡浜から大分県臼杵行きのフェリーに乗る。八幡浜は八幡浜高校野球部の選抜高校野球大会出場でわざわざポスターまで作っていて、フェリーのりばに限らず客室にまで貼ってあった。普段あまり注目を浴びる地域でないだけに、変な意味で高校生が期待されてしまうということもあるかもしれない。このことはしかし、仮に大人だったとしても個人にとっては重い役割になってしまう。また来週にでも考察してみよう。

さて今回は福岡入りのついでにiBookのHDD交換を行う。もういいかげんiBook G4の導入を考えてもいいのだろうけれど、使えない部品ではないし、新しいノートブック買ったときに、そっちに載せ替えてもとの10GBに換装しなおしてもいいから、まあ、いいんじゃないかな。
あらかじめマックサポート福岡店に作業依頼していて、だいたい14時といっていたので、時間を逆算するとどうしても八幡浜8:40発のフェリーに乗る必要があったわけだ。
私はフェリーは宇高フェリーぐらいしか知らないので、客室は座席になっているものと思っていたが、九四オレンジフェリーは2等船室はカーペット敷きで、枕と毛布は勝手に借りていいらしい。へーえ。乗ってる時間が違うからなあ。

で、フェリーで臼杵に渡ってしまった。大分ってもしかしたら小学校の修学旅行以来?と思ったのは福岡に着いてから。九州上陸だって、えーっといつだ、伊丹から出張で飛行機で熊本に行っていた'02年3月以来だからもう2年ぶりになるのか。と思いつつ、臼杵ICから福岡へ移動。途中ところどころ対面通行になることがあって、「福岡から大分へ移動するのにこんなんかい。高速道路事業の見直しとかいうてるけど、需要がないから作らん、いうだけやったら地元の論理にあわんわ」と思う。ただこの問題は高速道路だけを見ていればいいわけではなく、状況は私が就職活動をしていた頃と本質的には全く変わらない...というのは、就職試験の筆記問題にこの問題をどう考えるか問われたことがあって、そのときにたまたまというか、持論があったので答案にしたのだったが、今同じことを聞かれても答案に書くことは変わらないからだ。よし。これも宿題にするぞ。
玖珠PAで昼飯食ってからは休憩なしで福岡都市高速まで突っ走る。なんとか14時台にマックサポート福岡店に着いて、HDD換装依頼中にヨドバシカメラ博多へ。あまりいいものがなかったので車をマックサポート近くへ移動させて駐車場に入った、まさにそのときに作業完了の連絡があった。

17時を待ってホテル一楽へ移動。ここは大学の学部在学中の1994年3月末に北部九州旅行をしたことがあって、そのときに泊まったのだった。もう10年も前のことで、当然のことながらホテルも広がっていて、ずいぶん変わっていた。それでも断片的に記憶がよみがえってきたところ。ここから先は明日に。


2/27 Fri.

次の日福岡でiBookのHDD交換を行うため、会社から帰ってきた後はバックアップ作業に追われる。とはいっても、走るのは忘れてない。というか、10km走って帰ってきて風呂入って気づいたら25時回っていて、明日ちゃんと起きられるか不安...

麻原彰晃被告の件は、落ち着いてから書いてみたい。


2/26 Thu.

清水直行が開幕投手に指名されたそうな。まあ、順当な人事だこと。一方で巨人の開幕投手候補に工藤選手があがってきたらしい。上原がケガしたにしても、なんで木佐貫・高橋尚成・久保とかでないんだ。


2/25 Wed.

はあ。給料日だったのか。週末の福岡行きの準備に気もそぞろだ。


2/24 Tue.

またまた遅くなってしまい、23時から走るはめに...


2/23 Mon.

紅白戦に小宮山・黒木らが登板し、どうやら黒木が28日の巨人戦に先発することになったようだ。ほな29日の先発誰なんやろ。気になるぅ〜


2/22 Sun.

最近の女性歌手の歌い方がおんなじように聞こえることについての考察。「ガールポップ」が耳になじんでいた私にとっては「耳の痛い」というか「突き刺さってくる」というか、金切り声に近いような声に聞こえる。

だから吉田真里子の次がないんだ。

自衛隊のイラク駐在は既に1ヶ月も経ったわけだ。そういえば、何かの区切りの時だけ報道陣が騒いでいて日常彼らが何をしているかさっぱり伝わっていないが、宿営地の建設のほかに何をしているのだろう。またその宿営地の地代でまだ揉めているから、これが決裂するなんてことになれば自衛隊はいっぺんに「占領軍」になってしまうが、それはどうなるのだろう。

午前中うだうだして、昼から松山へ。まず...というか、ヤマダ電機からとりかかったが、気づけばApple製品ひとっつも置いていないのである。「な〜んや」という思いで市内へ移動しようとすると、外は雨が。そういえば雨が降る予報だったことを思い出し、市内への移動を断念して西条へターン。
途中コンビニエンスストアへ寄って千葉ロッテファンクラブの会費を払い込んで、観戦割引の権利をゲット。しかし年間4000円もすんねんなあ。えーっと、ビジターでやとどれぐらい試合行かんとモトとられへんのかなあ。
いや、西条からやと移動費がかかるから、なんかに絡めんと損しまくりやぞ。マイルためたタダ券で千葉か札幌へ行ってやっとトントンぐらいか。


2/21 Sat.

そういえば20日はキャンプ休日だったのだ。しかしこれはなんだ。渡辺俊介、小野晋吾は打たれすぎ、中継ぎの柱と目されている戸部の出来も悪そう。おしなべて打高投低だなあ...と思ったが、このスコアおかしくないか?これが本当なら清水直行もセラフィニも一人も討ち取っていないことになるぞ。

砂糖が打席に立って三振しているようだし。しかし本当に砂糖なら、三振したあと投手に向かってこう叫んだにちがいない。

「くたばっちまえ、あーーーーめん」(ふるっ)

不法滞在の外国人を通報するようにWeb上で呼びかけはじめたらしい。「あそこに住んでいる人、日本人やないみたいで気持ち悪い」だけで、しかも匿名で通報できるのだそうだ。すべての国の日本語の読める人にお願いしたいが、あなたの国で日本人に対しておんなじことやるように要請してほしい。まあ、ほとんどの良識ある政府はそんなことはあっさり却下するにちがいないが。
まったく、法務省の役人たちは、戦時中の在米邦人の扱いがどうだったか考えたことがあるのだろうか。当時アメリカ合衆国に住んでいた日本人に向けられたのと同じような“世間の目”を、日本に住む外国人に向けようとしているのである。当時は交戦中の『敵性外国人』だったから仕方ないという論理もあるが、それは単に自分たちが当時『敵性外国人』に向けた視線に対する言い訳でしかない。百歩譲ってその論理が正しいとしたって、書面上はともかく今日本とどこかの国が交戦中なわけではないから、外国人をそんなふうに見るいわれはないのだ。

そんな役人たちにこう言ってやろう。

「あんたら、日本人以外は人間やないと思てるやろ?」

今頃になって、先月のアクセス解析をやってみた。先月の私のユーザー領域にあるファイルへの総アクセス数は1003もいただいていた。ありがたいことだ。この日記には156回リクエストがあったが、そのうちいくつが自分なのかわからない。はは (^^;
掲示板へは164回のリクエストがあったらしい。日記より多いやんけ。月末の24日に作ってからだから、今月になってからどうか調べてみよう...と思ってみてみたが、けっこう悲惨。結果は来月に。


2/20 Fri.

今日は会社休み。

あさっぱらから放送大学を見ているとLaTeXの講義をしていた。むかしよくLaTeXで文書を作った記憶があるが、最近印刷するような文書もほとんど作らんからなあ。

午後から免許更新に行く。即日交付で出てきた免許証をみて、「わし、このx年でえらいふくれたの〜」と実感する。
さて、決意を新たにして痩せるぞ。

政治の腐敗も、評論家にここまで言われるようになった。小選挙区制になって組織が強けりゃ負けるわけがなくなって、政治家としてはよほどの失策がない限り有権者に語るべき言葉がなくても支障がなくなったのだろう。こんな政治家を選ぶ有権者とメディアを批判しているが、私は有権者が思考停止状態に陥っている「に過ぎない」と考える。
それは結局はカネで人々を釣って、ひとりひとり切り離していった政策の成功といえるだろう。隣の住人ですら、普段どんな生活をしているのかよくわからないのである。だから、マス=メディアで繰り返し繰り返し吹き込んでやることだけで、「それは違うよなあ。けど、こんなことを考えているのは自分だけみたいや」とか、「テレビの向こうで言うてる人には、自分の思うことは聞こえへんしなあ」と思わせるのも難しくなくなったのである。

さて免許の更新して買い物して帰ってきたが、買い物をした日というのは調達してきた食べ物が目の前にあるので、ついつい手が出てしまう。悪い癖やなと思いながらやめられないのだが、夜走って帰ってきて、それも調子悪くていつもより時間かかったのに、風呂から上がって体重計に乗ってみると意外にも体重は増えていなかった。どういうこと?


2/19 Thu.

会社にいる間に日付が変わってしまった。


2/18 Wed.

党首討論、盛り上がらなかったようだが。

あれだけ時間がありながら、菅直人代表は何をしていたのか。知りたいのは要するに

『なぜ自衛隊でないといけないのか』

ということである。民間人にできることと自衛隊にしかできないこととを比べれば、その違いはあきらかだ。

まあそれより以前に、冷静に考えれば『非戦闘地域でないと自衛隊が行けない』のに『危険だから自衛隊が行く』というのはどういうことなのだろう。ストレートにそこを指摘すれば、小泉首相が主張することの矛盾は露呈するはずなのに。

志位和夫委員長の「年金給付水準引き下げは、実は大多数の国民にとって生活を圧迫するものであり人によっては生存権の侵害にあたる」との指摘は重要だが、それに対する首相の答えは、だいたい

「現役世代の負担を抑えた結果だ。両面を見て欲しい」

といったものだったが、実は次のように言っているようで、腹立たしかった。

「そんなことを言っても現役世代だって苦しいんだ。現役世代の生活を守るためには老人には我慢してもらう」

ときの首相がこんな趣旨の発言をする国なのだということを、よく覚えておかなければならない。こんな人を首相にする国なのだということだ。

老人と現役世代を利害関係におくようなものの言い方だ。老人はかつては現役世代だったのである。現役世代が今あるのも、老人が現役世代だったころの社会があるからではないか。そのことを忘れて、いや忘れたフリをして、さらに現役世代すべてにも忘れさせようというのか。
いずれは自らも老いるのである。老いてのち「こんなはずではなかった」などと言わないで済む社会をつくらなければ、自分も「長生きして損した」と言わなければならなくなるのである。

また、本当にぎりぎりのところでの折り合いだったとしたら、この発言はその努力を水の泡にする発言であったといえるだろう。いずれにせよ、小泉首相の無神経さ、配慮のなさが色濃くにじみ出た発言であることに違いはないのだ。


2/17 Tue.

きのう夜遅く走ったせいで疲れたらしく、掲示板のぞいてちょっと書いて寝てしまった。


2/16 Mon.

何書こうかと考えているうちに月曜日が過ぎてしまった。というか夜23時から走りに行くなよな<わし


2/15 Sun.

きのう準備したのが半分無駄になって、朝から呼び出されて午前中出社。とほほ

午後から新居浜へ出て本買って、SKY PerfecTV!加入セットを買ってきて、早速設置して仮登録。いや〜世界がいっぺんに広がるわ。動機はもちろん「♪ち〜ばろって!」なのだが、仮登録のあいだチャンネルひねりまくってみよう(だからひねらへんって)。

あっ、放送大学も見れるんやった。天文系の講義、録りまくりじゃ〜


2/14 Sat.

今日は金曜日に積み残した仕事を片づけに午後からちょっと出社。西条でも風が強くて、やっぱりそうなのかと思ったが、
雪解け水は谷に集まり沢は川となってやがて畑をうるおし、その姿は私の胸によびかけてくるようだ(途中から歌が変わっている)。と書いていったい何人が理解してくれるのか不安だ...

というわけで風の強い中いつものコースを走ってきたが、いつも東に向かって走った後戻ってくるので、今日は風向きが悪かった。こんな風の強い日は、あとは北風、それも北西の風になるので、帰りが強い向かい風でそらもう必死に走ったのだけれど、残り2km半ほど残したところで足にきて、もうぼろぼろになってしまった。とっとと風呂に入って寝よう。


2/13 Fri.

小宮山、どうしたんや


2/12 Thu.

ようやくモデムカードが戻ってきて、ネットワーク環境に復帰した。このへんの経緯は

というところ。べつに姿を消していたわけでなく、日記は地道に書いてはいたのでとりあえず追いつくことはできた。

というわけでこれからもよろしく。


2/11 Wed.

午前中に洗濯と掃除をしてしまって、午後から愛媛県総合科学博物館へ。17時から出かける予定であまり長い時間いられなかったので、14時からのプラネタリウムを見ただけで帰ってきた。プラネタリウムの番組は星座解説をやったあとガンマ線バーストと呼ばれる現象を、GRB030329にまつわる一連の観測と解析結果、それからそれにまつわる人の動きを中心に追いかけた。中身はまあまあ、わかりやすかったと思う。いちど西はりまの天文教室でガンマ線バーストの話を聞いていたこともあって、もともと興味もあったから、やや寝不足の頭で「半分寝ていた」ような状態だったが見応えはあった。

しかし、それはそれとして、

人の動きを追いかけていく中で、当然のことながら数人出演していらっしゃった。大画面のプラネタリウムに字幕入りでご出演〜になるのだ。誰に見られるかわからんのですよ。そらもうそれなりの格好して出んと、恥ずかしいわ...

考えてみれば、私が字幕入りでテレビに出たときって、背広か制服だった。そういうことで特に服装に気を遣わなかったし、髪型だって天然パーマだったので生えたなりでよかった。
しかし今だったら、プライベートだったらかなわんな...


2/10 Tue.

千葉ロッテはキャンプ休日だったらしいが、選手より監督が注目されるというのも、ファンとしてはあまりうれしくない。ははは


2/9 Mon.

昨日洗車したが寒いところで濡れねずみ状態になってしまいちょっと風邪ぎみになってしまった。今晩走っておこうと思ったがそれもとりやめて、とっとと寝た。ネットにつながらないのでなかなかつらい。


2/8 Sun.

(仮に書いてはいるのですが、ちょっと事実調べが必要な内容です。たいした内容ではないのですが、ちょっと調べてから書きます)

とまで書いて、たかだか↓のような内容なのだけれど。

金曜日の飲み会の席で「最近のアイドルで『この人は歌がうまい』と思う人って誰?」と聞かれて答えられなかったことを思い出した。ここで、“アイドルと歌”の関係をちょっと考えてみたい。

早速だが、私が考える、「歌唱力がさらに“必要”なアイドル」と、「今以上には歌唱力の“必要でない”アイドル」そのほかを、知っている範囲で並べてみよう(敬称略、以下しばらく敬称略)。どうしてこういう分け方をするかというのは、おわかりになる方にはわかるだろう。

今以上には歌唱力の“必要でない”または“必要でなかった”アイドル
aikoってアイドルに入るんかなあ。いやほんま、見るたびに感心するわ。
浜崎あゆみってアイドルやんなあ?
ZONEっていちおうアイドルやろ?
Hello!Projectの面子は外せんやろ。
上戸彩ってそんなに下手やないと思うけど...
酒井法子ってアイドルやったやんなあ。
あの〜、吉田真里子も入れてやってください
歌唱力がさらに“必要”なアイドル
市川由衣って、歌で売るの?どうなの?
中島美嘉って、実はそんなにうまいことないよなあ
唐沢美帆も実はそんなにうまくないような気が...
もうあなたの歌は聞きたくありません...
中野理絵の歌ってすごいやろ?
中山忍の歌はひどいぞ。
小倉優子ちゃーん、黙って笑っていてください...

最後のはともかく、主旨は理解いただけただろうか。つまりは「今いるポジションで必要とされているものは何か」または「今のポジションから一段高いところにいくためには何が必要になるか」ということだ。

ここだけをとると陳腐な議論になるが、アイドルは人並みに歌えればそれでよくて、というか歌なんか歌えなくてもよくて、あとはその人をどんなふうに売るか、ということである(そういう意味で“歌手総アイドル化”しているとも言えるが、それは別の機会に書いてみたい)。だからアイドルにとっては、「人よりも歌が上手である」ことがかえって迷走の原因になることすらある。細江真由子とか稲森明美とか、小川範子とか...

しかし、歌で売ろうとすると話は別だ。私が歌手としての吉田真里子という存在を失って次に誰の歌を聞こうかと考えていたころ(今でもその状態は続いているが)、唐沢美帆のアルバム「Sparkle」を手にしたことがあった。そのアルバムの中で、ハイ・ファイ・セット(あれは断じて新居潤子の声でなくてはならないのであり、荒井由実の声であってはならない...というのは私の勝手なこだわり)の『卒業写真』をカバーしているのだが、初めて聞いたときはがっくりした。新居潤子の声と歌い方が頭の中に入っているだけに、その声のか細いこと、またブレスをおく置き方に驚いた。2回目からはこちらの耳も準備できているのでそれほどの強烈さはないが、特にカバーは(それまでずっと聞いてきた歌であるからこそ)米の味わいに似て、はじめの一口からが勝負!なのである。

そういう意味では市川由衣はカバー元が森高千里なので、新居潤子と比べて...いえ、なんでもありません。

中島美嘉はあからさまに歌で売ろうとしているのに、歌についていけるだけの歌い方はできていない。いや、録音された媒体ではそれなりに聞こえるのだから、歌い方はできているといえばできている。しかしそれは小手先の技術以上のものではなく、私にいわせれば「手品のタネ」のようなものである。この人を褒める人は少なくないようだが、いったい何を聞いているのだろう。歌は手段の一つでしかないアイドルのような、下手な歌い手にあわせた歌を歌っているわけではないのだ。
本人は悪くないが、売り方が間違っている。

で結局、歌のうまいアイドルって、今誰をあげればいいのだろう?


2/7 Sat.

朝からNHK週刊ニュースで“狙われる子どもたち”と題して特集を組んでいた。このところ子どもさんが襲われる事件が頻発しているらしい。原因を一言で言ってしまうと

「カネで人々を釣って、ひとりひとり切り離していった政策の成功」

といえるだろう。「風が吹けば桶屋が儲かる」的発想だが、以下縷々説明してみる。

子どもさんが襲われるとき、襲ったほうは「むしゃくしゃしていたのでやった。相手は誰でもよかった」などといっている。
誰でもよいというのはどういうことか。
まず、誰でもよいのなら、自ずと弱い立場の人がその対象になってしまう。子どもや老人、それにいわゆるホームレスなどと呼ばれる人々が被害に遭ってしまう、というのが一つ。
また、誰でもよいのであれば、むしゃくしゃした感情をもっと身近な人に向けてもいいはずだ。それをなぜ、遠い存在である他人に向けるのだろう。それは「身近な人がいない」か、「自分が身近な人より弱い存在である」かのどちらかでしかない。別の言葉で言うと、自分の立場と同じような立場の人が身近にいない、ということだ。同じような立場の人が身近にいれば、その人の行動を身近な人が止めることもあるだろうし、またその人が身近な人にはけ口を求める、ということもあるだろう。そこが一つの歯止めになって、犯罪の被害にあう人も減るし、また過ちを犯す人も減るのである。ある意味では、それが社会の安全装置になるのである。
しかるに今はどうか。各地の人のつながりをほどいてばらばらの人を都市に引き寄せ、そのばらばらになった人々を狭い空間に集め、さらに『生活様式の多様化』とか『価値観の多様化』などという、なんだかわけのわからない言葉で人々の生活のサイクルをばらばらにすれば、その中の一人が「むしゃくしゃしたとき」にどうなるか、ということはここまでの省察から想像に難くない。
気がつけば朝から夜まで、いや24時間じゅう、盆暮れにいたるまで店は開いているし、仕事だってしている。こんな社会が正常な姿をしているといえるだろうか。先祖を敬うことを忘れ、自然の営みの偉大さを忘れ、またはそれらを忘れたフリをして、深夜の時間帯まで働いたり寝ずに暮らしをするようになったのは、結局はカネに縛られているからである。そうやって一人一人を切り離してしまえば、実は同じような立場の人たちは数少なくないのに、それぞれに孤立してしまうことになる。
そんな社会を作ってしまえば、これまでの安全装置を機能不全に陥れることもまた簡単だ。

この議論でいけばみんながみんな犯罪者になることになってしまうが、実際にそんなことは起こってない。しかし、全体の傾向としてそうなるのであれば、その中でも弱い人にそのしわ寄せがいくことは当然の帰結である。最近「犯罪者からいかに身を守るか」ということから考え方が組み立てられているが、それは危険だ。もちろん個人個人で防衛策を講じることは必要だが、むしろ「過ちを犯してしまう人を生み出さない」ことを主眼にしなければ、いつまでもいたちごっこを演じることになるだろう。


2/6 Fri.

今日は30歳の誕生日だった。たまたま会社で飲み会があって、そこらじゅうで「えー、本日は、私のためにお集まりいただきまして、ありがとうございます」と言って回ってみた。せっかくの金曜日なのに、何もなければ夜遅くまで仕事して、一人でしんみりするところだった。他の件があったからこの日になったのだけれど、たまたまとはいえこの日を選んでくださってありがとうございます>幹事さま

そういえば、つい「今の人はええな〜、『アイドル好きですぅ』言うてもみんな認めてくれるからの〜。わしのころがちょうどはざまで『アイドル好きですぅ』いうたら『アイドルおたく』にされよったからの〜」と口をすべらせてしまい、そうなると当然「ほな誰が好きやったん?」と振られて、「吉田真里子」と口走ってしまった。「それ誰〜?」って、だから言うたやないですか。検索かけられたらこのページひっかかるかもしれん。そろそろ写真も隠しとかな。

30歳になってみて思うことは、「あー、いつまでも独身でもおれんー」ということだ。そら30歳にもなって男一人で実家に帰るのもちょっとつらいし、私が父の30歳のときに生まれた子だったことも気になるし、けど結局は『本人がおよそ考えられる方法でどうにかする』しかないからのー。


2/5 Thu.

昼過ぎにサポートに電話したところ「カードを送って下さい」とのこと。1日で作業して戻してくれるのだそうだ。戻りは着払いなので、寮の管理人さまに預けないといけないが、まあそんなことはたいしたことではない。明日送っておけばまあ、水曜日には帰ってくるだろう。


2/4 Wed.

ずーっとb-mobile使っているのだけど、今朝モデムカードつぶしてしまったので、日記の更新ができなくなってしまった。だけでなく、ネットにつながらないよ〜
明日サポートに電話しよう。

くそっ、臨時出費だ...


2/3 Tue.

節分なので、日本各地で豆まきがあったらしい。「鬼は外、福は内」って、「テロリストは見えないようにしろ、制服を着ているやつだけが我々の味方だ」っていう響きに聞こえるような気がする...


2/2 Mon.

まだ食い止められるかなあ...食い止めたいなあ...自衛隊のイラク派遣。「花はどこへ行った」なんか象徴的なんやけどなあ。あれだけ、「戦争とプロパガンダ」っていう本も話題になったのになあ。自分の国のことになると、どうしてこうも鈍感になるのだろう。

ジョニー黒木がブルペンで55球投球したとのことだが、そんなことより若手の情報ないんかいな。


2/1 Sun.

いよいよプロ野球キャンプイン当日。千葉ロッテの一軍はいつものように鹿児島でキャンプに入るわけで、今年はバレンタイン監督と小宮山投手の復帰、それに李選手の加入でたいへんな話題になっている。チームとしての仕上がりや個々の選手の出来については、紅白戦などの様子をみながら確認していこう。

自己紹介にも書いているが、昔はラジオをよく聴いていた。私は夜弱いので深夜放送は聞いていなかったから、人の話についていけないけど...。当時渋いところでNHK第一「日曜名作座」のリスナーだったことがあった。今でも2〜3ヶ月に1度ぐらい聞く機会がある。番組は森繁久彌さんと加藤道子さんの朗読で、朗読というのは映像がないのにその声だけで人を引き込むところがあって、つい手を止めて聞き入ってしまうこともあった。残念なことに、その加藤道子さんがお亡くなりになったそうだ。数年前に何かの雑誌で加藤さんの特集が組まれていたのを読んだおぼえがあって、そこにも何度か病に臥せていらっしゃったことが書かれていた。膵臓ガンとのことだが、長らくガンと闘ってこられたものと想像する。お二人の作品はこれまでに収録されたもので打ち止めになってしまうのだけれど、せっかくなので今晩は聞いてみようと思う。

で、忘れないでラジオをつけたところ、21時のラジオニュースで大阪府知事選挙の当確の報を聞く。知事選挙でこんな圧勝したら、有権者までクセになるんじゃないか?
相乗りの対抗が1人だったらまだなんとかなったのになあ。反相乗りにとってはトリッキーな手の使いにくい江本孟紀さん一人に翻弄された選挙だった。もしかしたら太田房江さんの陣営が反相乗りを分裂させるために、わざわざ担ぎ込んだんじゃないだろうなあ。

で、肝心の「日曜名作座」。東洲斎写楽の第一回(たまたま)。原作があるのであまり詳しく言えないけど、写楽は実は漂着した外国人であるという設定で、今回は「写楽」という名前が生まれるまで。よし。来週も聞くぞ。

で、番組終了したらラジオが勝手にニッポン放送へスイッチ。そっか、市川由衣さんのラジオをしばらく聞いてやめて、設定そのまんまにしとんやった。はよ消しとかな。で結局勢いで上戸彩 Eighteen's Roadという番組を聞いてみる(すいません、どこにリンクしたらええか、ようわかりません)。...上戸彩さんはラジオに向いてないようだ。テレビや雑誌で黙って笑っているほうが、よっぽど魅力的だ。スタッフが振る話題が貧弱なのかもしれないけど...。この番組、ロッテも提供しとんやなあ。
番組にぜんぜん関係ないけど、途中でかかった「エースをねらえ!」の編曲したん誰や?実写版もアニメもみてないけど、そういうアレンジは似合わんと思うぞ。と思って調べてみたら家康正樹という方だそうで。へえ。ボーカルの椛田千里っていう人の声聞いてアレンジしたんかなあ。少なくともボーカルはやっつけ仕事みたいやけど、プロとして恥ずかしいことないんかなあ。今から、歌で売るんやろ?ルックスで売るんと違うんやろ?

田中麗奈さんのしゃべりのほうがラジオ向きだ。リスナーからの葉書(?)メール(?)で振られてくる話題に、きっちり過不足なく答えられているし、かけている歌へのコメントも、決して知識だけの上滑りでなく、地に足のついたものだった。ええぞ田中麗奈。ファンになりそうだ。

えっと、いちおうもういっかいフォローすると、いくらなんでも上司のボケにツッコミ入れられるかどうかが常時査定の項目に入っているわけではなく、何か差をつける必要のあるときにそういう能力が加味されるということです。いつもいつもというわけではありません。

でも、そういうときって、けっこう重要なときなんですよね。


Back to Daily Record INDEX
tmad@1974.jp