tMadの記録・2004年１月

1/31 Sat.

飲みに行ったので知らなかったのだが、選抜高校野球の出場校が発表されていた。

野球選手の姿はいずれ劣らずすばらしいが、連戦を経た彼らは最高のパフォーマンスを維持しているのか。高校スポーツのうちもっとも人口に膾炙した野球の、競技としてのありかたを考え直すことに思いをいたさないわけにはいかない。

とはいっても出場校は気になる。

鳥取城北は鳴門工と競合して選に漏れてしまったらしい。山陰より四国の時代か。ただまあ、さっき言った事情で、選手にとっては出場できることが幸せなのか不幸せなのかよくわからない。

近畿は６校、近畿大会でクジというか運を味方につけた、府県３位校の大阪桐蔭と社が順当に選ばれた。
しかし今見返してみると、去年の近畿秋季大会出場の顔ぶれがそもそも変わっていた。

滋賀: １位校　八幡商○; ２位校　比叡山; ３位校　彦根東
京都: １位校　立命館宇治○; ２位校　京都外大西
大阪: １位校　PL学園; ２位校　上宮太子; ３位校　大阪桐蔭○
兵庫: １位校　育英; ２位校　報徳学園○; ３位校　社○
奈良: １位校　斑鳩○; ２位校　高田商; ３位校　片桐
和歌山: １位校　南部; ２位校　智弁和歌山

前年はどうかというと、

滋賀: １位校　近江○; ２位校　水口東
京都: １位校　北嵯峨; ２位校　京都成章; ３位校　平安○
大阪: １位校　近大付○; ２位校　東海大仰星; ３位校　大産大付
兵庫: １位校　育英; ２位校　神戸国際大付; ３位校　東洋大姫路○
奈良: １位校　斑鳩○; ２位校　天理
和歌山: １位校　南部; ２位校　箕島; ３位校　智弁和歌山○

つまり、滋賀・京都・大阪はごっそり入れ替わっている。奈良も常連といわれた郡山・天理・智弁が姿を消してしまった。これが単なる偶然なのか、世代交代なのか、それとも近畿地区全体のレベルの低下を意味するのか。もうちょっと前まで調べてみればわかるかもしれないし、今後５年ぐらい見ていけばはっきりするだろう。

1/30 Fri.

会社の飲み会へ行ってそれなりに飲んだが、強烈な一言を浴びてノックアウト。
「合う人いそうやのになあ。まじめすぎるんかなあ」
効いた。効いたで。

たしかに、このトシになってまだ清廉潔白だとか高潔とかいう言葉にしがみつくのは、無理があるなあ。
といえば聞こえはいいが、単に消極的なだけじゃないか。

しかしそれがわかったからといって、なんも解決策はないのでした...

1/29 Thu.

外国為替法の改正案が衆議院を通過したそうだ。外国への送金停止ができるようになったら、たとえばこんなこともあり得るのだろうか。

外国企業に後払いで商品を注文する → 商品を受け取る → 政府に働きかけて送金停止 → 借金踏み倒し

あるんですよね？
こんな法案を通してしまうと、たとえば中国やベトナムからモノを買いにくくなるのではないか。北朝鮮を敵視するあまり、自国民に不利益となるような政策をとってはいけない。また立法も、そんなことに手を貸してはいけない。

関西の文化では上司のボケに的確なツッコミ入れられないと査定下がるんですけど。あっ、いちおうフォローすると別に直接的な意味ではなくて、的確なツッコミ入れられる人は相手の言っていることの要点をつかんで的確に返答できるということなわけです。

あっ、だから給料上がらないんだ...

1/28 Wed.

たしかに遅くまで飲んだのでしんどかった。ところがしんどいだけでなくなんだか我慢がきかなくなって、午前中だけでおおかた10回ほど、個室へご案内されました。いやあ、仕事でけまへんなあ。
14時すぎてからやっとまともに仕事ができるようになったのだが、結局しんどいので20時すぎに帰ってしまった。

1/27 Tue.

今日は約１ヶ月半ぶりに西条で飲んできて、帰ってきたら25時回ってしまったので、掲示板を覗いて寝てしまった。

1/26 Mon.

コニカミノルタの発表によると、旧サンシャインプラネタリウムは３月20日(土)にオープンするそうだ。たぶん10年以内に池袋に行く用事はつくれないと思うが、僥倖で何かできたら行ってもいいかな。

あっ。そういえば、わし、その日星見る予定やん...

石破さん、どこ見て会見しとんですか。

1/25 Sun.

産経の主張。高校生のいわゆる「学力低下」は、特に理数系については科学技術立国である日本にとって深刻な問題であり、それはゆとり教育と大学の入試水準の低下によるものだというのだ。

まず前半。いま、理数系を選択する高校生の人数を知っていてこう書いているのだろうか？
わたしが高校３年生当時、つまり1991年度...だから12年前か。そのころでも、田舎の公立高校で45人12クラスのうちわずか２クラスだけが理系のクラスであり、あとはみんな文系であった。このバランスは今でも、そう変わっていないはずだ。だから、特に高校３年ともなると受験科目以外に力を入れる余裕はなく、理系科目の得点が低くなるのは当然だ。
また理系・文系に関係なく外国語と国語を課す学部・学科はいまでも少なくないから、必然的にこれらの科目の平均点は上がってくる。こうして、当たり前の結果をわざわざ騒ぎ立てているのだろう。

また仮に、これが理系の学生だけの結果だったとしてもおそれることはない。先端の研究を生業とする人数はいずれにせよ限られているし、一般企業に就職したところで、結局大学までの知識のほとんどは無駄なのである。もちろん、理系卒業者であり工学系の仕事をしている私にとっては寂しい結果だし、人々が科学的な考え方から遠くなっていくことには間違いないわけで(もちろん理系科目が“できる”からといってそういう考え方が身につくわけではないが)、むしろそちらのほうが問題である。

次に後半。けん玉日本一の資格で大学に入って、何が悪い？その人がおよそ大学に入れない学力だった、とでも主張したいのだろうか。また仮にそうだったとしても、産経の主張する基準に照らして、そういう特技がなくぎりぎりの成績で進学または進級する学生とどっちが、より「学生にふさわしい」(笑)のだろう。
まさかと思うが、この主張を書いた人は「自分は必死こいて勉強して大学に入って、必死こいて大学を出ているのだから、そんなやつと一緒にしないでくれ」などという考えにおぼれているのだろうか。だとしたら...

また、勉強嫌いが７割を越えた、といって騒いでいるようだが、これ逆に、こういうときだけ急に目をらんらんと輝かせて「成績上がんないんですけどぉ、勉強好きなんですぅ。一生懸命がんばってますぅ」などと答えられても「おまえは売れてないアイドルかなんかか」と返すよりないところだ。ここは、子どもたちが正直になったことを素直に喜ぼうではないか。

報道特集で、神戸・児童連続殺傷事件の犯人への矯正教育がうまくいっているか検証していたが、私自身は土師さんのほうも救われていないように見える。もちろん、わが子を亡くした心の痛みは、特に独身の私には計り知れようもない。ここにこの事件の爪痕の深さを見るが...。
土師さんは、犯人が心から反省しているかどうか疑わしいといったことを発言している。しかし、そのことが今わかるとすればずっと教育してきた人と本人だけだろうし、また本人にもわからないかもしれない。では、いったいどうすれば被害者にもわかるというのか。その答えは、本人が行動で示す以外にないのである。だから、「心から反省していない」かどうかは、社会に出てこなければわからないのだ。立場を替えれば、本人は一生かけてその行動を続けていく必要に迫られることになる。とはいっても、ことのほか被害者にとっては、彼が社会に出ても大丈夫なのかどうか気がかりなことと想像する。しかし、そのことを理由に彼をいつまでも社会に出さなければ、彼には贖罪の機会すら与えられないのである。そのことを誰かが土師さんに説かなければ、土師さんもまた、いつまでもその「気がかりなこと」から解き放たれないだろう。

つまり、今までの自分がどうであったか、また今の自分がどうであるのかに関係なく、人はひとしく生きているのである。実際土師さんがそうなのかどうかは知らないが、宗教という背骨を失った人々のありようが見えているように、私には感じられる。

1/24 Sat.

朝めずらしく早く起きたので、知人に「掲示板作ってくれ」と言われたことを思い出して、昔Web上からメールを出すスクリプトを作ったことを思い出し、下敷きにして簡単な掲示板を作ってみた。使い勝手の悪いところや増やして欲しい機能など、お気づきの点をお知らせ下さればたいへんうれしい。ただ対応できるかどうかはよくわからないが...

そんなことで半日つぶしてしまった。

前ヤクルトスワローズの高津臣吾投手の、シカゴホワイトソックス入団会見が行われたそうだ。これ、テレビで見ていたが、「シカゴは私の夢舞台です」と訳してはいかんのではないか？
彼はこの部分、英語で"Chicago is my field of dreams. Thank you."と言っているのだ。松井稼頭央の"I love New York."を相当意識した発言であろうことを、もっとくみ取ってほしいものだ。かくいう私も、うまい訳を考えられないのだけれど。

一方ジョニー黒木は連日の投げ込みにピッチが上がってきた。シーズンに入るまでにピークがこないか心配だ。しかしとにかく、千葉ロッテを応援する一人として彼の復活を祈らずにはいられないし、また誰よりもそれを願っている彼を信じるしかない。

1/23 Fri.

昨日の続き。“九州とか紀伊半島”に５年ぐらい住んでみたら、と書いた文をみて思い出したのだが、NEWS23でおなじみの筑紫哲也氏は、週末を東京以外で過ごすことにしているそうだ。ご存じの方も多いことと思う。東京にだけいては全国の様相がわからないというのが、理由の一つなのだそうだ。ニュースの受け手を意識した行動といっていいだろう。

テレビはよく「送り手側の意識の垂れ流し」をしている、などと批判される。止むを得ない事情もある。仮に番組の受け手が番組に加わろうと考えても、テレビに映るためにはテレビカメラがわざわざ受け手のところまで行って、カメラレンズと受け手とがご対面しなければならないのである。ズブの素人が番組に加われる機会は、「にぎやかし」以外ではほとんどないに等しい(ちなみに私は何度か、本名の字幕入りでテレビに出演したことも、わざとらしいセリフを使ったこともあったりするのだが、残念ながらエリア外の放送局だったのでそれを見たことがない)。
しかしラジオの場合は急に事情が変わる。受け手側は、送り手がわざわざ出向かなくても電話で番組に参加できるし、そういう番組は特にAM局、昼間に多い。また、番組によってはリスナーからの便りを基本に組み立てることもある。それに、ラジオはテレビと違って他のことをしながら耳を傾けることもできるため、受け手側の注意をひかなければならない。そうでなくても、ラジオを聞く人口とテレビを見る人口には、たぶん相当な開きがあるだろう。いろんな意味で、ラジオは受け手側の視点を意識せざるを得ないメディアである。
新聞も、少なくともテレビよりは受け手側を意識している。社説を立てて読者の意識を喚起しようとしているし、それでなくても全紙面の中での投書欄の占める割合を考えればいい。まあ、一部に「投書マニア」と呼ばれてしまうような方もいらっしゃるのだが...

ここまでの議論はもう手垢のついた議論で、「投書マニア」ならここで「だからテレビは受け手側を意識した番組作りをしろ」とか「テレビの作り手はできるだけ多くのメディアを経験しろ」とくるのだろうが、私は「送り手の意識を観察しながら、受け手が選択する」ようにすることだ、と思う。テレビにしろラジオにしろ新聞にしろ、最終的には受け手が振り向いてくれるかどうかにかかっているのだから。

あとは、振り向く「受け手」の意識の問題だ。

1/22 Thu.

お寒うございます、たぶん日本全国。と書いて思い出したのだが、
キー局のアナウンサー(フリーランサー含め)、結構無神経なのである。

それがわかりやすいのが「天気予報」。たとえばこんな発言。

「今日は全国的に晴れのよい天気です。雨になるのは九州と紀伊半島ぐらいでしょう」
「関東は雨模様となりますが、そのほかは全国的に晴れのよい天気となるでしょう」

はじめの発言は、私が熊本で雨の中タクシーに乗って見ていたテレビから聞こえてきた発言である。実にわかりやすい無神経さではないか。これは単なる言葉遣いの問題ではなく、あきらかに「わかってない」のである。しかししゃべっている本人には決してわからないだろうし、同じようにわかっていない人には決してわからないのである。

そういう人は“九州とか紀伊半島”に５年ぐらい住んでみたら何かわかるかもしれないけど、やっぱり絶望的かな。

1/21 Wed.

帰ってきて紅茶を飲んだりしてぼーとしていたら寝入ってしまった。気づいたら24時回っていたのでそのまま寝床へ...

1/20 Tue.

今年、２月29日の福岡ドーム開幕戦(違う
福岡ダイエー×千葉ロッテの内野特別自由席を入手できた。当日は私は福岡からレポートすることになるだろう。
オープン戦の序盤なので、ロッテを応援しに行くというよりは、ダイエーとロッテの若手と新外国人のプレーぶりや状態の確認と、両チームの野球の組み立て方を頭に入れておくこと、あとは私が野球を見る感覚を取り戻すのとが主な目的だ。だから、シーズン中なら外野自由席をとりに行くところだが、この試合については内野で見ることを選択した。

たまに内野で野球を見るのは、視点が違うところにできるのでそれなりに楽しい。そういえば以前、当時のグリーンスタジアム神戸でオリックス×横浜を見たことがあった。先発投手はオリックス・小倉で、横浜...参照先だとターマンだったのか。そうそう。ストッキングを長く見せていた記憶があるなあ。当時日本球界で最高の(いや、高さがいちばん高い、という意味での)ところから球が出てきて打ちにくそうな印象があったが、結局日本では活躍できなかったのだっけ。日付も覚えてなかったが2002年３月16日だったのか。

あと内野で見たというと2002年４月27日の近鉄×ロッテ戦はほぼバックネット裏から。清水直行の高速スライダーを目の前で見られたのがうれしかった。観客席の位置からだと、本当に直球・高速スライダー・フォークの見分けがつかなかった。まあちょっと遠目だったけど...

さかのぼって2001年８月25日のオリックス×ロッテ戦、ミンチーの投げた最後のストレートの気合いの入り方も、外野からでは見えなかっただろう。

内野・外野それぞれにそれなりの見方があるということで、「同じ試合見るだけやのになんでこんなに高いねん」と思った心をなぐさめるのでありました。

1/19 Mon.

ええ、仕事忙しかったので更新しなかったのです。

というか、頭重くて早めに寝たんですよ！！

1/18 Sun.

実は先週岡山で買ったのは、「正信偈62講」という本だった。家が浄土真宗で、父が亡くなったあとこの正信偈を“意味もわからず”朝夕に読み上げていたことを年末年始に帰省して思い出した。念仏に意味がないということはないはずなので、忘れないうちに何かの解説書を読んでおこうと考えたのだ。

で、随所に考えさせられるところがあってこの１回だけでは言い足りないのだが、いまさら言うことでもないのだろうが、目からうろこというか衝撃を受けたというか、
阿弥陀さまがすべての人を救うということは、私一人が救われること
なのである。

いまどき、こんなことを言う人がどれだけいるのだろうか。今こうして書いていて、感激して泣きそうなほどだ。世の中で何かを見たり聞いたり感じたり考えたりすること、言ってみれば存在を自覚できるのは、私以外にはいないのだ。それは他の誰でもない私なのだ。だからすべての人が救われるということは、私が救われなければできないことなのだ。

そしてその教えは同時に、「あなたもほかの人とひとしく生きているのですよ」というメッセージを発している。それは今までの自分がどうであったか、また今の自分がどうであるのかには関係ない。こうして、すべての人を救うという言葉はすべての人を「向いて」いるのである。

いろいろ言いたいことはあるが、今日言いたいのは
「私もほかの人も、一人一人ひとしく生きている」ことをよく考えなければならない
ということだ。

1/17 Sat.

兵庫県南部地震の発生から９年目。いわゆる「阪神・淡路大震災」から...と言われる日だ。こんなことを言っては悪いが、というか今だから言うのだが、当時兵庫県に住んでいた人のうち大半の“面積”の人にとっては、近所のスーパーに大挙してリュック姿の人々が現れてモノがなくなってしまったり普段使っている鉄道の路線が迂回に使われて尋常でないラッシュに遭ったりといった程度の「迷惑な出来事」でしかなかった。もちろん被災者の方々は必死でその日をつないでいく毎日であっただろうし、またそれが終わっても生活の立て直しに追われる日々が続いたであろうし、それは形は変わったかもしれないが今でも続いていることと思う。
ここで言いたいのは、同じ兵庫県内に住んでいながら、この地震が「迷惑な出来事」でしかなかった人々にとっては、あいかわらず「自分の住んでいるところでは大きな地震なんてない」のだ、ということである。

もちろん兵庫県として地震対策には取り組んできているだろうが、市町単位ではどうか。たとえば、宝塚と三田と篠山とで温度差はどれぐらいあるのか。この地震をほんとうの教訓にするために、まずはひとりの住民としてできることを考えることだ。

1/16 Fri.

いよいよ自衛隊の先遣隊を中東へ派遣した。何度も言っているが、今回の派遣が自衛隊でないといけないという理由付けが十分でない。
もちろん小泉政権にとってはそんなことはどうでもよく、自衛隊を海外へ送ってアメリカ合衆国政府に対して義理立てができれば十分なのであり、そのために個々の隊員の生命が失われても一顧だにしないのであろう。そして実際にそんな事態になったらどうなるのか。鎮圧を目的に部隊を増強するのか、それとも(小泉政権とその支持者にとっては)おめおめと撤退するのか。世論はどっちに傾くのだろう。
もう無事を祈るしかないのかと思う。

これも何度も言っているが、危ない火遊びはすぐにやめることだ。

1/15 Thu.

BSEの影響でなか卯が牛丼出せなくなって、豚角煮丼が出るのだそうだ。
実は、このあいだ岡山で豚の角煮丼をいただいたところだった。岡山へ立ち寄って、かつ急ぎでなければほぼ必ず福長に寄っている。世の中に豚丼というものがあるのを知ったのがここだったのだが、それ以来もう病みつきなのである。しばらく伊丹に住んでいて車を持っていなかったので、その間はなかなか行く機会がなかったが、去年の...いつごろだったかふと思い立って足を運んでみたところ、かれこれ６～７年ぶりに目にしただけでたいへん感激したのだった。それ以来、ここ１年で４回ほどは行っているはずだ。

味は濃いめだが、福長のサイトにあるとおりじっくり煮込んであって脂は十分に落ちているので味付けのわりにさっぱりしている。豚はダメという方も、ここの豚丼なら大丈夫だ。市内観光スポットからは車がないと行けないが、すくなくとも岡山では指折りの豚丼の店なので、ぜひ味わっていただきたい。

ええっと、なんの話だったっけ。

1/14 Wed.

朝日の社説、経団連が政治献金を再開するそうだ。
まあ、一般論でいえば企業献金で議員に文句をつけさせないようにすることも考えられるから、個人的にはあまりうれしくない。そういうところから献金を受ける人かそうでないかという意味では、投票行動の基準になるからわかりやすくなるという面もあるのだが...

で、企業献金を再開するのなら、政党助成金をとっととやめる...と思ったが、企業はそういう議論がおこるのを見越していて、それをきっかけに弱小政党をつぶしにかかることも見えている。やはり企業献金のほうを止めないといけないのだ。

1/13 Tue.

もうねえ、ネタがないのよん。ネタのないことをネタに何か書けるんかなあと思うぐらい、何もないんだ。

1/12 Mon.

ええ、ご賢察のとおり、足痛くて外出できなかったです。はい。

1/11 Sun.

西はりま天文台公園友の会例会２日目、研究員上水さんの講演のあと餅つき...ひさしぶりに臼と杵で餅つきした。いやあ、よろしなあ。
というわけで終わった後、岡山県は西粟倉村へ行ってあわくら温泉黄金泉で温泉につかったあと、またまた一般道で岡山へ。岡山市内に着いたらちょうど19時で、あわてて丸善で本を買ったあと宇野から高松行きのフェリーの客になったのが、だいたい20時40分ごろ。
今日は船がいつものと違っていて、どうやら普段は日生(ひなせ)と小豆島の大部を結ぶフェリーに使っている「第三ひなせ丸」で、座席がぜんぜん違うので、ちょっと戸惑う。しかし船が違うせいで足を伸ばしてばったり横になれたので、そこはよかった。いつものように高松港入港のアナウンスを聞いて車へ移動...したが、車両甲板へ降りる階段で、

♪ちょっと踏み外して、「あ～」...天国よいとこ一度はおいで、(以下省略)

ご存じのとおり、フォーククルセイダーズ「帰ってきたヨッパライ」ですので念のため。

落ちている間は頭はわりとしっかりしていて、「あっ、滑ってるなあ。どうしようか...いうてもなんもできんけどなあ」という調子だった。落ちきってからは、「痛いけどまあ、誰も見てなかったし目立ったケガもしてないからええか。知らんふりして車に乗ってしまえ」。
高松でコンビニに入ってトイレでこっそり左のお尻を見てみるとしっかり青あざができている。うん。どおりで痛いはずだ。そこからまた一般道で帰って、帰り着いたら12時回っていたのでとっとと寝た。

1/10 Sat.

西はりま天文台公園友の会例会出席のため昼から出かけて一般道を高松へ、高松から船使って宇野へ、宇野からまたずーっと一般道を佐用まで。
途中新居浜市内を出たあたりからどうも前方に遅い車がいたようで、とっても流れが悪くなって、そのまま低中速状態で「あ゛～、なんとかしでくで～」と思いながら走っていた。観音寺あたりではもう重症で、体を右左に曲げたり本当に「あ゛～、む゛～」などと声に出してがまん。ようやく11号線丸亀バイパスに到達したが、高松に着いたのは予定より30分以上遅れてから。今度からはもちっと早く出るようにしなければ。

しかし、悪いことは続くものだ。海を渡った岡山でも岡山バイパス終端あたりで数台前に遅い車がいて、そのまま片上までずーっとそのお尻をついていくことになった。上郡到着も遠い...どうにか佐用に着いたのが19時前。はあ。前後１時間ずつはまあまあで走れたと思うから、おおかた５時間ほどストレス溜めながら走っとったのだ。ひゃ～

で。今日西はりま天文台へ行ったのは、11月公開予定の映画「日本は2mの眼で宇宙を見た」の撮影現場を見に行くためだったのだ...違いますね。正しくは、11月公開予定の2m望遠鏡が入る新天文台の見学が大きな目的だった。

例会がはじまってまもなく、新天文台に入ることができた。身体障碍者対応ということもあって、段差はほとんどなく一安心した。ただ観測者として泊まる場合はどうか、まだ器具一切が搬入されていないのでよくわからない。
あ、天気悪くて星はまともに見なかったので...

1/9 Fri.

結局夜遅くまで仕事...明日のことがあるので寝床へ直行(#18...それは清水直行)。

1/8 Thu.

ええ。ネタ切れで友人に電話で相談していたら日付変わってしまい、そのまま寝てしまいました。

1/7 Wed.

ひさびさに日本語でSPAMがいらっしゃいましたので、さらしものにします。実体はあるようですので、固有名詞や特徴のある情報は「＊＊＊」「xxxxxx」に変更し、到達可能な情報はすべて排除しています。
常識のある人間ならこんなことに手を出さないようにしてください。
---ここから


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Date: Tue, 6 Jan 2004 14:05:16 +0900
MIME-Version: 1.0
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<事業者><送信者>株式会社＊＊＊
受信拒否をする場合は、その旨をxxxxxxまで。

上記の場合は件名に「受信拒否・配信停止」以外の事は書かないで
上記のアドレスに返信お願いいたします。それ以外への返信は
適切な受信拒否の処理が出来ません。
 
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３.データプログラム
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お支払いは基本としまして月末締めの翌月１５日払いです。
報酬金は男性登録者数×５００円です。
最大300人以上で男性登録者×１０００円になります！
 
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（ＰＣ）はxxxxxx
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あらためて突然の広告メール失礼いたしました。
 
株式会社＊＊＊＊＊＊xxxxxx
無断転載・引用は禁止しております。（C）

---ここまで
お望み通り無断転載に無断引用してやったぞ。かかれるもんならかかってこんかい。

1/6 Tue.

いろいろやってようやくまっとうにバックアップとれたので、復旧。

昨日の夜は走っていて、だいたい2kmぐらいまで足が重くて前に進めない...と思っていたら、わりと突然に「あっ、なんか足が軽くなった...」と感じられるようになった。で、帰ってきてからいろいろ考えてみるに、

　　疲れる前は猫背→着地のときに体重がかかる→とーぜん足が重く感じる
　　また、猫背→足が顔の真下にこない→足が前に進まないように感じる

となるところが、

　　疲れる→あごが上がる→頭が後ろに下がる→足が上がるようになる→軽くなったように感じる

むむ。疲れる前は前傾になって着地のときに体重がかかるからあまり前に足進められないのか。
というわけで、背筋と腹筋、鍛えるようにします。

1/5 Mon.

えー、ごめんなさい。朝起きてiBookの電源入れたらまともに立ち上がらないので、結局次の日までかかってひとまずバックアップとったのです。

1/4 Sun.

そういえば熱計ってなかった。３日は23時に寝たけど、０時すぎ、３時過ぎに目が覚めた。朝起きたら熱は下がっていたようで、やっと風呂に入れた。とはいっても完調ではないので、だらだらして一日過ごしてしまった。休み最後なのに...

1/3 Sat.

西条への帰り道の途中、姫路のニノミヤへ寄ったあと「あっ、ちょっと熱っぽいなあ」と思っていたところ備前あたりにさしかかったところで完全に「あ～あ、風邪引いたわ」と自覚するに至った。こういうときはとっとと西条に戻るためにせめて備前からでも高速を使うところなのだけれど、年末の帰省のときに宇高国道フェリーの往復券買ってしまっていたのでやむを得ず宇野へ向かう。フェリーの中では腸も調子悪いし熱っぽいしで、混雑する中横になってました。宇野発17:50ごろのフェリーに乗り合わせたみなさま、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

で、フェリー降りたあとに高松西ICから高松道に乗って、府中湖で夕食にしたあとはただひたすら走るのみ。20時半ごろ？西条に到着した。

着いたあと、映像の世紀の見残し(第８集)をちょっとだけ見てみる。こんなん見てパワーポリティクスにハマるのかしらん、と思うのであった。

そのあとちょっとネット上を見てみると、昨日のつづきで盛り上がっている。これ、ネタになるかなあ。

1/2 Fri.

だから今日は金曜日だってば。明日西条に戻るんだってば。

そういえば年末はぼーっと紅白を見たり見なかったりしていたのだが、女子十二楽坊のみなさまの演奏を見て、「♪答えを出さずに～」と口ずさんでしまった。同じように思った人がいるみたいで、うれしいんだか悲しいんだか微妙...ちょっと微妙やな。

で、紅白を見たり年末カラオケに行ったりして思ったのが、(あっ反感買いそうやな)
「悪いけど最近の歌って、魂入ってない歌が多い」
ということ。メロディーはいいし歌い方も上手下手はあるけどそれなりなのに、「おお！」と思わせてくれる歌が少ない。簡単にいうと「無駄な言葉削れ」「歌うように歌うな」ということだ。

時代遅れの感覚であることを十分承知の上でいうと、歌手は歌うことで誰かに何かを伝えることが仕事のはずだ。歌うことで自己完結、いや自己満足とさえ言えるが、そうするのなら、私を含めた素人でもできることだ。何かを伝えるのであれば、必然的にそのことばは選ばれて落とされていくはずだし、また歌うように歌われるのではなく、語りかけるように歌われるはずだ(このへん、「そして音楽が始まる」単行本「安奈」(甲斐バンド)の項を相当意識して書いています)。
しかし実際はどうか。綾小路きみまろ氏ではないが、「口数は多いが言葉が足りないのです」。
なぜそうなるのだろうか。今、歌を作っている方々に聞いてみたいところではある。

1/1 Thu.

初日の出が見られるというので、関西国際空港へ行って来た。
関空には５時すぎごろ到着した。展望デッキへはバスで移動することになっていて、そのバスの始発が６時まえ頃になるというのでしばらく空港内で待って、それから移動。展望デッキは滑走路の北端西側にあって、出発便/到着便を近い距離で眺めることができる。まだ暗いうちに着いたので、滑走路の上のありとあらゆる灯りが点いていた。周りから「きれ～」という声があがったりして複雑な心境だった。まあ、当然のことながら関空あたりに星を見に来る人はいないから関係ないし、淡路島から関空を見てもナトリウム光(単色光)ぐらいしか見えなかったような記憶があるので、関空じたいはよく配慮されている施設だと思うけど...
暗いうちは北風だったようで、着陸便は南から進入し、出発便は滑走路を南から北へ向かって飛び立っていた。展望デッキからは出発する飛行機の左側を見ることになる。夜間の離発着は通常は客室の灯りを落としているが(だから「夜景きれ～」になるわけだ)、客室の灯りをつけていた飛行機が何便か出て行ってて、どうやら初日の出遊覧便らしい。

そうこうしているうちにだんだんと人が増えてきて、空が明るくなり始める頃には気がつくと展望デッキに人いっぱいになった。そこらじゅうでシャッターを切る「擬音」が聞こえてくる。そう、みんな携帯電話で写真撮り始めているのだ。頭の上あたりで擬音を聞いた日にゃ、そら何事かと思いますぜ。
東の空の低いところがだんだん赤みを帯びてきて、あかね色の柱が立つように見えてきた。このへんから日が昇るのだ。日の出は７時５分とラジオは言っていたが、それは「地平線を通過する」時刻のことで、関空から海を隔てて...(まあ、隔ててるやないですか)生駒山系から昇ってくるなどということは計算に入っていないに違いない。山の高さは、角度でいうとだいたい２度から３度ほどあるようだ。そんなことを考えている間にも山際の雲が照らされていて縁が赤くなっていく。数分遅れて、太陽がちらっとその姿を現した。
歓声があって、やや遅れてシャッターを切る人、携帯電話を太陽にかざす人々。うーむいまだにこの光景には慣れない。かくいう私は何もせずにただぼーっと朝日を眺めていた。昇り始めると太陽は時間をかけてはいなくて、わりとあっさり空に浮かび上がった。地平線や水平線からだと「浮き上がり」と言われる現象が起こるので、日の出の時間が予報よりちょっと早くなったり、太陽の形がいろいろに変わって面白いのだが、残念ながら今回はそれもなし。

ご来光を仰いでからはふつーの人はすることがないのでぞろぞろと帰っていった。日の出とともに風向きも変わったらしく、こんどは到着便が北から降りてくるのを間近で見ることになった。それも何便か見て関空を後にした。

はてさて来年の初日の出は、どこで見ることになりますやら。つづきは次回の講釈で。(ふるっ)

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