ldap_list

ldap_list -- シングルレベル探索を行う

説明

int ldap_list(int リンク ID, string base_dn, string filter, array [attributes]);

結果 ID を検索結果 ID を返します。エラーの場合は、 FALSE を返します。

ldap_list() は、指定されたフィルタを用いて LDAP_SCOPE_ONELEVEL のスコープを有するディレクトリの検索を行います。

LDAP_SCOPE_ONELEVEL は、検索によりコール時に指定した DN の直下の レベルにおける情報のみ返されることを意味します。 ("ls" と入力した際に、現在のワークディレクトリのファイルとフォルダー の一覧が得られるのと同じです)

この関数のコールは、オプションの 4 番目のパラメータとして 必要な属性の配列をとります。 ldap_search の記述を参照下さい。

例 1. ある組織の全ての組織単位を一覧表示する


 // $ds はディレクトリサーバーの有効なリンク ID
 
 $basedn = "o=My Company, c=US";
 $justthese = array("ou");
 
 $sr=ldap_list($ds, $basedn, "ou=*", $justthese);
 
 $info = ldap_get_entries($ds, $sr);
 
 for ($i=0; $i<$info["count"]; $i++)
     echo $info[$i]["ou"][0] ;