tMadの記録・2005年4月分


4/30 Sat.

朝7時まえに目が覚めて、「あかんまだ寝な」と思って無理矢理横になって、なかなか寝られなかったと思ったが気づいたら9時前。あわてて朝食をとっていつものラジオを聴いて、11時すぎに出発。初給油したあと、先週出していたコートを引き取ってそのまま帰省(だから今、意味もなく実家に持って帰っているのですが)。今日は新居浜ICから乗っていつものように高松からフェリーに乗る。岡山に着いたのが15時まえ。ニノミヤが日本橋地区以外の店を閉めるというので、閉店セール実施中の岡山南店に寄ってみた。

中古CDのコーナーへ行ったら、吉田真里子「ポルトレ」は既に売れていた。うん。それはそれでいいか。5枚買ったら9割引だそうで、結局ちょうど5枚買って出ようとしたら300円で釣りが帰ってきた。しまった。もっと買っておくのだったがまあいい。このあとコードの類を買って岡山をあとにし、鬼門の岡山ブルーラインへ。瀬戸内ICは既に完成して供用開始していた。そのままブルーラインを通過し、途中食事した以外は休憩なしで到着。着いたら20時30分回ってました。

疲れた〜。


4/29 Fri.

というわけで、怒濤の連休前準備をなんとか24時すぎに完了して帰宅。


4/28 Thu.

会社は明日のカレンダーも黒い(出勤日です)。連休に向けて仕事を片づけないといけないのだけれど、ほとんど手をつけることができなかった。連休はありがたいのだけれど休む準備が必要なのがねえ。これを越せないと休めないから仕方ないけれど。


4/27 Wed.

会社の駐車場を使っているので、車の入れ替えの申請を出さないといけなかったのだけれど、ようやく保険会社から任意保険の車両入れ替えの通知がきたので出そうとしたところ、車検証のコピーも必要だったのをすっぽり忘れていた。ぐすん。


4/26 Tue.

おかしい。昨日ものをちょっと運んだだけなのに...いや、トラブルでずーっと顕微鏡を覗いていたからかなあ。首が痛くなって、早めに帰る...といっても結局21時までいたのだけれど。


4/25 Mon.

そんなこんなで今月もようけ使ってしまった。給与明細を配ってもらったときに思わず「ああ、助かりますぅ〜、今月ぴーぴーなんで...」と口走ってしまった。

福知山線でたいへんな事故があったようだ。私などはのんきなもので、昼頃asahi.comを見るまで重大事故だったことに気づかなかった。事故の様子の写真を見てあわてて、発生が9時18分だったことを知ってさらにあわてた。そういえばきのう、母は熊本からは夜行で帰ると言っていたけど、たしか大阪に着く時間が9時ぐらいだったはず。ちゃんと帰れたのだろうか...

と思って調べたら、大阪駅を出る予定が9時26分(事故から8分後)。ああ、そうか巻き込まれてしまったのか...。あわてて15時ごろに電話したらちゃんとつながって、多少混乱はあって時間はかかったもののちゃんと帰れたようだった。一安心。


4/24 Sun.

寝台特急「なは」のソロ室内で目が覚める。熊本に7時過ぎに着いて母の実家へ。法事は滞りなく終わって、半分へろへろになりながら、夕方16時13分発の有明で博多へ向かって、西条に着いたのが22時すぎ。しんどかった。


4/23 Sat.

いよいよ待ちに待った納車日。MAZDA AXELA Sportを引き取りに、会社の先輩とディーラーへ。ディーラーへ行ってひととおり説明をもらって車を引き取って、そのまま昼食に向かう。そのあと一旦帰って、車のなかった間出すことのできなかった冬物をクリーニングに出してきた。

そのあと熊本へ移動。


4/22 Fri.

仮にこんなことを実験してみたらどうだろう。教科書に「アメリカ合衆国軍は、第二次大戦末期に東京・大阪・名古屋・神戸など日本の各都市を空襲し民間人に多数の被害を与えた。東京では3月20日の空襲だけで約8万人が殺され、大阪での空襲の死者は約1万人に及んだ。広島と長崎には原子爆弾が投下されて数十万といわれる死者を出し、世代を越えて後遺症に苦しむ人々を生み出している。また日本が制海権を失って以降は沿岸の都市が艦砲射撃などによって攻撃され、やはり民間人に多数の被害を与えた。これらをあわせると、アメリカ合衆国軍の一方的虐殺行為による民間人の死者はおよそ50万人、被災者は100万人といわれている。」という記述を載せてみる。数字には沖縄戦での虐殺行為を入れていないしちょっと控えめなので、念のため。

こうすることで、日本人が「日米関係に亀裂を生むから止めろ」などと言うだろうか。...いや、言うかも知れない。それでも本当に愛国者だと、あなた、言うのですか。わが愛する国の人々を殺されたというのに、それでもカネや力にモノを言わせる国の政府には、黙って従うというのですか。

日本で勝手にいろいろな憶測が飛び交っているが、あくまで極端にいえば、私は“反日デモ”に参加したっていい。基本的には、私と彼らの立場は同じである。何度も繰り返すが、彼らの主張は日本の一般民衆に対するものではなく政府に対するものである。もちろん、どの国の政府に対しても同じことを言っていいのだが、それはごく限られた一部の国になるだろう。自分たちの国の人々の住む土地でない土地を自分たちのものにしようとした国の政府が、それにあたる。

デモを主催する人々のコントロールが効かず一部を暴徒化させてしまったのは残念だし、またそれは主催者側の本意ではないだろう。暴動をあげつらうことは、本質から目をそらすことになる。

中華人民共和国政府は冷静で、要するにおたがいに一般民衆の不利益にならないように誘導している。日本政府のような、表で頭を下げて裏で舌を出すような態度でないことだけは確かだ。


4/21 Thu.

中華人民共和国の外交部報道官声明。注目すべきは、「近代史上、日本が中国を侵略した当時の歴史について、われわれはそれが中国人民に大きな傷をもたらしただけでなく、日本国民にも深刻な被害をもたらしたと思っている。われわれは一貫して広範な日本国民と日本の一部の軍国主義者とを分けてきた。現在の日本国民が当時の侵略戦争の罪を背負うべきであるとは、われわれも思っていない。
ここ最近、中国の民衆による日本に対する強い不満の表明は、日本側の歴史や台湾などの問題における誤った姿勢と方法に対してであって、日本国民に対するものではない。」という部分である。民衆がよしんば「日本国民」「に対する強い不満」を持っていたとしても、政府の考えはそうではない、という表明であるとみていい。この点、中華人民共和国政府は、“よくわかっている”。以前に大韓民国のノ=ムヒョン大統領が教えてくれたように、政府と一般民衆とは別だと考えなければならない。

相手が何を考えているか理解しようとせず、ただただデモや暴動など派手な事象だけに目を奪われていては、事態は前に進まない。

一方で、政府の発言が聞こえない人もいる


4/20 Wed.

党首討論。対中・対韓問題は、まったく対話になってませんねえ。首相は「これまでの実績を見ろ」「私(or日本政府)はこれこれこういう姿勢でやってきた」としか言わない。アジア諸国の人々の日本政府に対する思いや考えがどうであるか、というところを答えていない。あるいは、答えられないのだろう。「日本の立場を理解していただくよう努力する」という言葉は美しいが、まあ、「がんばります」と言うだけで、相手の考えることに対してまったく的はずれなことをしていても仕方がない。取り巻きは何をしているのだろう?


4/19 Tue.

またまた「雨が降るのは沖縄だけ」という人がいた。残念ですが、「雨が降るのは関東だけ」とか「雨が降るのは東京だけ」とは言わないでしょう?...「関東では雨が降りますがそのほかはいい天気になりそうですぅ」とは一生言わないでしょうね。


4/18 Mon.

町村さん、本当にこんなこと言ったのですか!?ドイツはナチスにすべてを押しつけることができたって?なぜ押しつけることができたのか、考えたことあるのですか!?...ドイツでも、ナチスはあれだけの熱狂をもって支持されたではありませんか。ナチス政権を支持した人々は、無反省にナチスだけを非難して自分たちは悪くないと主張しているのでしょうか?内心は舌を出しながら熱狂したフリをしたとでも言っているのでしょうか?違いますよね。

昨日も同じようなことを書いたけれど、内心で舌を出しながら謝罪するとか賠償するとかしたところで、そんなことで相手が了解してくれるとはとても思えない。こちらの国でみんなが困惑したり立腹したりしているのを見るにつけ、中華人民共和国や大韓民国の政権側がたびたび発言するとおり「歴史認識に問題がある」だろう。もちろん、デモが暴徒化して現地の日本人に危害を加えるようなことは、彼らの論理からいっても本当は許してはいけないのだが、そんなことが問題なのではない。なぜ日本に対してこれだけ敵意をむきだしにするのか。彼らが日本人みんなのことを憎んでいるわけではないことに、日本人はいつ気づくのだろうか。

なお付け加えておかなければならないが、たとえば広島や長崎における原子爆弾の使用(とそれによる大量虐殺)、東京をはじめとする大規模空襲(とそれによる大量虐殺)などは、いずれも許してはいけないことだ。しかし、「もう(日本からの)謝罪は必要ない」と繰り返しながら、ヒロシマ・ナガサキを声高に叫び続けることは、アジア各地とりわけ日本に侵略された地域の人々には「単に復讐されただけ」と思われるだけのことになってしまう。「単に復讐されただけ」と思わせないようにするためには、どう考えて行動すればよいのか。その答えは、さんざんこの日記にも書いたことだ。


4/17 Sun.

疲れた。

本当にひさしぶりの週刊社説レビュー。今朝の週刊ブックレビューの司会は児玉さんでした。

東京新聞17日付。大統領が代わるたびに謝罪だって?とんでもない話で、その本質はまさに「『日本はこれまで何度か謝罪したが、それを白紙化する行動を見せた』」のである。形だけ謝っても、日本政府(というか、政権中枢にいる政治家)は本当はわかっとらん。だったら、謝られてもうれしないわい、ということなのだ。「わしはこんだけ謝っとんのに、なんで許してくれへんねん」と思うとしたら、「アホか」というしかないのである。だったらどうしたらいいのか。その答えは、今までにもさんざんこの日記にも書いている。

よその国の人々を対等なものとして考え、ぜったいに国家権力の名の下に、よその国へ攻め込んでいったり、その国の人を殺したりしない、ということだ。そこが最低線であるし、それ以上には求められていない。しかるに謝罪したあとの政治家や行政の態度はどうか。相手の国と人々を軽侮し、かつかつての侵略戦争を肯定し、また現代の侵略戦争さえ肯定する。

一方で、われわれが政治に対してとる態度を問われている、ということでもある。いったいどのような態度をとればよいか、ということは、上に書いた内容を理解して下されば明らかだろう。

また、16日神戸など、天然資源をめぐる争いが云々されているが、よく考えてみると、最近まで中国は石炭を使っていた。煤煙やらで迷惑を被るのは風向きからいって朝鮮半島や日本の人々だったから、「石炭をたくな〜」というのはむしろこちら側の主張であった。石油や天然ガスにエネルギー転換(日本では死語)をすることそのことは、環境への負荷に対しても歓迎すべきことである。それにだいたい、資源に乏しい日本がいまごろ近くにあった資源に目くじらを立てるというのはねえ。今になって言い出すなよ。

11日毎日。なぜ今突如としてアフリカなのか、という向きもあるだろうが、報道がふだん目を向けないところへ目を向けるというのは、それはそれで評価していいだろう。日本は、政府として公式には、アフリカ諸国には積極的には介入してこなかった。別に大きな理由はなく、目は常にヨーロッパや北アメリカ大陸、それとあとちょっとだけ東アジアのほうに向いていたというところだろう。ちょっと意地の悪い見方をすると、アフリカ諸国を混乱のまま放置しておけば経済成長はしないだろうから、潜在的なライバルを消すために放置していた、ということだって言える。私たちひとりひとりがアフリカ諸国に関心を示し、それぞれの国で起こっていることを知ることからすべてが始まるということだろう。


4/16 Sat.

朝から福岡へ移動して、福岡ヤフードームのナイトゲームを観戦。先発は清水直行と新垣渚。

開門時間ぎりぎりを狙ってドーム入りしたが、既に列ができている。やっぱりこの球場は違うなぁ...なんで開門時間から並ばなあかんねん...というのは、考えれば今までがゼイタクというか貧相というか。こうなったほうが、野球ファンとしてはうれしい。ここでは狭いオリの中に押し込められて応援するのだから、まあ並んだからといって座る場所はだいたい決まっているし。

試合のほうは、「♪あーあ渚をノックアウト〜」と歌いたいなぁ...(ベタすぎだし古い)と思っていたが、いきなり実現しそうな展開。初回小坂が出るといきなり新垣が動揺して打者西岡に対し暴投。いきなり城島が駆け寄る。ベンチで打ち合わせとかんかい。続く西岡はセーフティバントをバティスタの前に決めて、無死一、三塁。福浦三振のときに西岡が走って二、三塁になって、迎えるはベニー。昨日も打球は鋭かったので、期待していたが裏切らない。引っかけた当たりが高く跳ね上がってショート頭上を越え、気づいたら西岡まで生還。幸先よく2点先制。

清水直行は、しかし、4回に大ポカ。松中に本塁打、そして私がビール買っている間に城島に本塁打、さらにズレータにまで打たれ、カブレラの当たりは...いや、しかしフェンス前で失速。やっぱり打ってくるなあ...

新垣はそのあともいまいちで、ランナーを出すたびに気になってしょうがない。レフトスタンドの一部(...だって一部だもん(;_;))からブーイングを浴びながらランナーを牽制するわホームに投げられないわ、いいかげんにしろ!...高校野球やったらあっという間に崩されるだろうなあ、と思いながらロッテ打線は崩せず、結局予定の7回まで行ってしまった。

そして8回から神内登場。綾部出身なのだそうで知らなかった。1死後西岡に2塁打を許し、福浦までで降板。「♪ななくませんで、はよかえれ〜」というコールがあったので、「丹波の田舎に、はよかえれ〜」と追い討ち。このあと吉武からベニーがまたまた適時打を放って、1点差。ただ、もう三瀬が出てきて、そのあとはまるっきり打てない。残念、今日は負けた!

ネットで予約していた宿に行ったら「承っておりません」だって。こら!返信メールさらすぞ!...結局泊まったけど。


4/15 Fri.

首が痛いのではように帰る。


4/14 Thu.

だーかーらー、木曜日にはパリーグの試合はないんだってば。


4/13 Wed.

定例の打ち合わせを無事に乗り切って、一安心。帰ってきたら鎌倉投手が先発してたなんて知らなかった。


4/12 Tue.

今日のことみ(そら京野ことみやがな!)。明日の定例打ち合わせの資料を必死に作って、しんどかった。


4/11 Mon.

お昼から、西条へ移動。ひかりレールスターに久しぶりに乗ったなあ。たぶん欧米方面からお見えの団体さまがお乗りになったので、一種異様な雰囲気で岡山までの移動を味わった。


4/10 Sun.

午前中に知人宅から移動して、西はりま天文台天文講演会「超新星で測る宇宙の膨張」(土居守さん)を聴講。よく知られているように、宇宙は膨張していると言われている。この講演では、従来の膨脹宇宙論を踏まえた上で、われわれの宇宙がこのままずーっと膨脹しつづける“開いた宇宙”なのか、それともあるところまで膨脹が進んだあとこんどは収縮に転じる“閉じた宇宙”なのかをめぐる最近の膨脹宇宙論をレビューし、これからの観測における課題を挙げる、という内容だった。

開いた宇宙なのか閉じた宇宙なのか、というところは面白い議論になっていて、今のところ、はじめのうちは閉じた宇宙として成長していたのが、最近になって開いた宇宙に転じているらしい、という。というのは、Ia型超新星の特徴から距離を推測すると、われわれの住む「天の川銀河」からずーっと遠い距離にある銀河の遠ざかり方からみて、わりあい近い距離にある銀河の遠ざかり方は案外速そうだ、という観測結果があるからなのだそうだ。宇宙の遠くを見ることは、昔の姿を見ることなので(詳しい説明は適当なサイトで調べて下さい。たとえば、太陽で今この瞬間とんでもない大爆発が起きたとしても、地球でそれがわかるのはだいたい8分後です。考え方を変えれば、今見ている太陽の姿は約8分前の姿なのです。もっと遠いところにある星や銀河の姿は?)、昔は宇宙はゆっくり膨脹していたのに、最近の膨脹の様子はずいぶん速くなってきている、ということになる。

ということで、ここから、実は空間そのものにエネルギーが存在するなどということが考えられるのだそうだ。

これからの課題というと、たとえば直近のところではIa型超新星による距離の測定方法の精度を上げるとか、天の川銀河からわりあいに近いところに出現する超新星の観測の数を増やすとかいったところだろう。どうにかしてダークエネルギーを検出する、というのは、むしろ物理学からアプローチする課題かもしれない。


4/9 Sat.

昼すぎから東大阪へ移動して、明日知人を西はりま天文台へ連れて行くのに備える。姫路駅のホームから、西はりま天文台公園顧問さまが同じ新幹線に乗ってきたのだなあ...あれ?もしかして自由席?


4/8 Fri.

部の花見ということで、とっとと仕事を終わらせる。ようやくカラオケに行く機会があったので、「か」と「り」を歌う(謎)。


4/7 Thu.

木曜日って、パリーグの試合ないんですよね。


4/6 Wed.

産経新聞が紙上で白表紙本の第三者による配布を厳しく糾弾していたが、そもそも扶桑社自身が積極的に配布していたらしい。すぐバレるような嘘をつくのは私も得意なので、そのことをどうするとかいうつもりはないけれど、他人のことを厳しく言っておいてバレたら、それは格好つかんわなあ。

文部科学省の口封じができると思っていたわけではないだろうから、いわゆる「つくる会」にまた汚点が増えた、ということなのだろう。


4/5 Tue.

新年度からこっちは硬派ということになっているのだけれど、硬派を続けるにもネタは必要なのです。


4/4 Mon.

自然との共存というけど、要するに、多少は蚊に刺されることも覚えないといけないということ。狭い空間から蚊を追い出すことはできるけれど、広い場所でそのへんから蚊が1匹もいなくなるような状況というのが異常なのである。蚊に刺されないと、「蚊に刺される」ということは覚えられない。蚊に刺されることはあまり気分のいいことではないけれど、蚊に刺されて命を落とす心配は今のところないのだから。


4/3 Sun.

次回の編集手帳は文語体で書いてみますか。あなたはどうやら「戦艦大和ノ最期」を読んだことはないようですね。文語体に憧れる気持ちはわからなくはありませんし、あなたが作者を通じて言わせている「行き届いた」戦前の国語教育を、あなたは受けたことがないように読めます。隗より始めよ、と言います。文語体で書かれたもののほうからあこがれをかき立ててくるのですから、ぜひご一読をすすめます。私は擬古文ぐらいしかわかりませんので、悪いのですが遠慮させてください。

ケナンという人の業績はよくわからないけれど、ウルフォウィッツ氏への見方は正しいかなあ。世界経済を牛耳ることができるのがいわゆる“覇権国家”であるのなら、権力中枢に近い人を世界銀行の総裁に据えることによってさらにその覇権を拡大しようということが目的なのではないか。具体的な証拠は何もないんだけれど...


4/2 Sat.

産経新聞の社説後半は、挨拶をしようというよびかけ。ぶしつけな書き出しですね。ひとこと挨拶があってもいいと思いますが。

あなたは道の上で、見も知らない他人に挨拶をしたことがあるのでしょうか。私たちが子どものころは、そのようにしていたものです。あの頃は、親も先生も、道で人に会ったら挨拶をするようにしつけていました。

でも、あなたたちは最近、「自己責任」と言っていましたよね。それによると、子どもを誘拐する大人も悪いけれど、誘拐される子どもも不注意なのでしょう?子どもでも、自分を守るためには道で会う人には気をつけないといけないのでしょう?まして見知らぬ大人が近寄ってきて挨拶してきたらどうするんですか。のんきに挨拶なんかしないで、走って逃げるぐらいでないと。いま道で子どもに会って挨拶をしても、無視されるか、よくて奇異な目で見られるぐらいのものです。そりゃそうですよね。子どもには、「親しげに声を掛けてくる知らないおとなの人には気をつけるのですよ」と教えてきたのですからね。

そうそう、挨拶する対象は、子ども以外にもいますよね。道を行く年長者にも、敬意を払って挨拶をしましょう。会釈でもいいかもしれません。その姿を子どもが見れば、年長者には敬意を払って挨拶をしよう、と思うかもしれません。少なくとも私は、まったく初めての転勤先でも道で年長者に出くわしたら挨拶していました。見知らない土地ですから、何かあったときのためにも顔を覚えてもらわないといけませんし。

さて、産経新聞の論説陣のみなさまは、1年たってもちゃんと子どもや年長者に挨拶しつづけているでしょうか?


4/1 Fri.

あまりいい嘘もつけずに、エイプリルフールが終わる。


Back to Daily Record INDEX
tmad@1974.jp