生い立ち

1974年生まれの我々が高校を卒業する頃にスマートフォンはありませんでした。携帯電話こそありましたがまだ高価で所有する高校生は殆ど居らず、ポケットベルでさえ持っている人があまり居ない環境。大学生となりポケットベルをこぞって持ち歩き、卒業する頃になってようやくPHSが普及、電話番号に電話を掛けると本人に直接リーチすると言う今では当たり前の環境を手に入れます。
しかし急激な普及に伴い加熱する加入者獲得競争の中で電話番号を二転三転された方も多く、ずっと同一番号を使い続けている人はほとんどいらっしゃらないのでは無いでしょうか。
大学を卒業するその時にPHSの番号を交換し、 何かあったらPHSで連絡取り合おうね なんてやり取りした番号はすでに使われなくなっている。広かった交友関係もこうやって狭まっていきます。

インターネットに目を向けてみるとホームページ作成ブームが訪れこぞってgeocitiesに自身のwebサイトを構築し、Perlの掲示板スクリプトを頑張って設置して交流の場を設けるなんて事もありましたが、日本においてインターネットはパソコン通信の発展に近い形で広まった事もあり今でもそうですが匿名文化が主流でした。今はだいぶ実名文化も広がりつつも未だに基本的には匿名文化かと思います。また利用するメールアドレスはその当時契約していたインターネットプロバイダが用意するものを用いるのが当たり前でした。しかしインターネットプロバイダも統廃合を繰り返し大手以外は消滅したところも多数、それに伴いその当時利用していたメールアドレスについても今現在交流として用いることが出来ないのでは無いでしょうか。

ランドマークを作りたい

そんな中で仲間内から一生使えるメールアドレスがあったらイイねと言う意見が現れます。そんなことに目を向けた企業さんも現れ始めた時期でまさにそのようなサービスが生まれていました。(もう無くなってしまいましたが(笑))まさにここで、一生涯使うサービスは政府かよほど大きな企業ではないと安心して使えないですし、永続させる意志が無い者にサービスを永続していくことは出来ない、と言うことを淘汰されるインターネットプロバイダや様々なサービス終了を目の当たりにして私達は学びました。自分たちでなんとかする以外に無い、と。

インターネットの技術に明るいメンバーが多数居たこともあり、ドメイン1974.gr.jpを1999年に取得し運用を開始します。gr.jpのgrって何?と言うごもっともな質問などもいただき、その後2001年に汎用JPドメインが開始したので1974.jpを取得し、今日まで運用してきました。

同世代が集える場所へ
人生の折返しは迎えたとは思いますがまだまだこの先様々なイベントがあろうかと思います。そんな際に気軽に同世代の仲間と語らえる、そんな場を残したくゆるく運用していきたいと考えています。

運用経費

開始した当初はまだドメイン費やサーバ運用費の経費がかさみ年間20万円前後かかって居たため有志からカンパ等を頂き運用維持していましたが、年々運用に支障のない程度に安価なレンタルサーバやVPSへ移転していくことで近年では年間2万円程度の経費で運用できる様になりましたので1974年生まれの我々がこの世を去るまで運用を維持するメドを立てる事出来ました。

Gallery

1974年生まれのみなさまの素敵な写真を少しばかり掲載できればと考えています。旅先でのお写真、お子様の笑顔など掲載してもいいよ!と言う写真がありましたらメールにてお寄せください。

交流サイト

現在運用中のもの、準備中のもの様々ですが下記を交流の場として検討しています。

IRC

Internet Relay Chat のチャンネル #1974:*.jp を開設しています。過疎っててすみません。

Slack

1974jp.slack.com を開設しています、が、誰をどの様に招待するか検討中で準備中状態です。

Discord

まだ開設も運用もしていませんが、音声・映像によるコミュニケーションも必要かと思い何らか検討しています。

お知らせ

ドメイン・サイト・コミュニティに関するお知らせ

サーバ移転完了

2023.05.02
これまで運用してきたさくらインターネットのVPSサービスからGMOインターネットのVPSサービスへサーバを移転しました。